セルフタッチ、セルフハグでも、ストレスを低下させると判明。ハグの種類を考える。
【「愛のない抱擁」より「セルフタッチ」の方がストレスを低下させると判明】
https://nazology.net/archives/100918
・「見知らぬ人と20秒間抱擁する」「20秒間セルフタッチする」「20秒間、紙飛行機を作る(抱擁と関係ない作業)」のグループのストレス度を測定(コルチゾールレベルの測定)
・セルフタッチ=片手を心臓の上に置き、もう片方の手を腹部に置く
・「見知らぬ人と20秒間抱擁する」「20秒間セルフタッチする」の両方でコルチゾールレベルが低下。一番下がったのは「20秒間セルフタッチする」だった。
・研究チームは、ストレスを軽減させた理由はこの2つと推察。「触覚によって迷走神経や副交感神経のかつどうが刺激され、ストレス反応が調節された」「触ることが社会とのつながりや安心感などを強く感じさせ、精神的な安定をもたらした」
以上、記事引用参考。
ストレスを軽減させるハグの種類を分析、順位づけしてみる
「右手を心臓に、左手をお腹の上に置いて、その温かさや圧迫感に意識を集中させるなら、ストレスに対処できるでしょう」
記事の中で、セルフタッチを、その効用とともに、このようにお勧めしているのですが、私はびっくりしました。なぜなら、私が眠る時、横になりながらいつもやっているルーティンそのものだったからです。^^
私の場合は、「自分の体よ、今日もありがとう、さすさす、明日もよろしくね。さすさす。」という意味でやっているのですが、結果的に、このルーティンはストレスを軽減させていたかもしれませんね。
ただ、
上の記事のタイトルは「愛のない抱擁より、セルフタッチの方が、、」と書いていますが、見知らぬ人との抱擁でもストレス度は下がったわけですから、この表現は少しおおげさだと思います。
【見知らぬ人同士に裸で抱き合ってもらうと一体何が起こるのか?という実験ムービー】
https://gigazine.net/news/20170203-strangers-hold-skin/
実際、この記事の中で、ハグをした見知らぬ人たちは、みんな心地よくなり、仲良く打ち解けた感じになります。おそらく、ストレスも軽減しているのではないでしょうか。
それだけハグ(触れ合い)の威力は絶大ということです。
ただ、今回、セルフタッチ、セルフハグでも、威力を発揮することがわかりました。しかも、見知らぬ人とのハグよりもセルフタッチの方が威力が強い??
改めて、ハグの威力を順位づけして、整理してみましょう。
愛する人とのハグ>セルフハグ>見知らぬ人とのハグ
、、ということですかね?
自分への愛情(思い)があるかないかが、ハグの威力を決めるのかもしれません。(セルフハグも自分への愛があるからね)
!!??
ひとつ大事なポイントを忘れてました。
それは、裸かどうかという点です!笑
上述したように、触覚がストレス軽減に大きな役割を果たしていることを考えると、裸どうかは大事なポイントです。
上の記事の実験は、そもそも、裸でハグの実験をしていたのかどうか。記述がない時点で、おそらく裸ではないのでしょう。裸で実験しても、同様に、セルフタッチの方が威力があるのかどうか気になるところです。
先ほど、
愛する人とのハグ>セルフハグ>見知らぬ人とのハグ
、、と順位づけをしましたが、裸かどうかでこの順位も変わるかもしれませんね。(たとえば、服を来たセルフハグより、見知らぬ裸同士のハグの方が威力があるかも??)
とにもかくにも、
・セルフタッチ、セルフハグでも、ストレスは軽減する
・愛情があるかないかはハグの威力を決める大事な要因(愛情がある方がハグの威力がある)
・裸かどうかもハグの威力を決める大事な要因(裸の方がハグの威力がある)
、、ということは抑えておきたいですね。
寒さも増していきましたし、ハグハグしていきましょう!^^
ではでは
脳科学的に「脳は自分と他人を区別していない」という話があって、自分が他人にバカと罵っても、自分の脳は「自分がバカと言われている」という反応を起こしているようです。セルフタッチ、セルフハグも、これと同じ意味で、威力を発揮しているのかもしれませんね。