Instagramがアメリカで有料配信サービスを開始。メディアが完全に個人化?
【インスタグラムが「稼げる場所」に変貌する理由】
https://toyokeizai.net/articles/-/367006
・インスタグラムがアメリカで、配信者側が収益を得る仕組みを5月から実装(ライブ配信での投げ銭機能)
・日本でも、インスタグラムで、飲食店の注文や商品券の購入ができるようになった
・アメリカのインスタグラムでは、店舗の商品一覧や価格を表示し、ECサイトへ誘導できる仕組み。その場で購入もできる。今後、日本にも導入?
・投稿や広告によって集客する場所だったインスタグラムが、実際に”稼ぐ”場所に変わりつつある
・新型コロナの影響で、インスタグラムでライブ配信をする著名人(アーディスト)が激増
・インスタグラムが通販サイト化?これまでは、欲しいものが決まっていて、通販サイトを訪れるが、インスタグラムでは欲しいもの、そのもの(新しいもの)を発見する流れ
以上、記事引用参考
「誰でも動画配信の時代」から「誰でもライブ配信の時代」へ
世界に数十億人というユーザーがいるインスタグラム。ちょっと特殊な使い方(即興作曲動画だけ投稿)ですが、私も一応やってます。^^
そんなインスタグラムが有料配信の仕組みを5月から開始したようです。まだアメリカだけですが、日本を含め、いずれ世界中で適用されると思われます。
新型コロナの影響で、多くのミュージシャンはライブができない状態です。YouTubeやいろんな動画系サイト、SNSでライブ演奏を配信しているミュージシャンは多数出てきております。必然的な流れですよね。
そこで、インスタグラムが有料のライブ配信サービスをアメリカで開始。これも必然的な流れなのかもしれません。(この流れに乗らない手はないですから)
もしかしたら、この流れでツイッターも有料配信の何かしらのサービスを始めるのでは?と推測する私です。
Facebook、ツイッター、インスタグラムなどのSNSはどんどん影響力を上げております。(人への影響力、社会への影響力)
世界で通用する日本製のSNSがないのが少し寂しいですね。ちなみに、中国製のSNSアプリ、TikTokがアメリカを筆頭に排除の動きが出ておりますが、個人情報を抜かれていると言われているセキュリティの問題だけでなく、上記のような、アメリカ製のSNS(Facebookやインスタグラム)のビジネス展開の邪魔になるからという思惑もないこともないと思います。
社会的な話はこれくらいにして、、、
改めて思うのは、メディアの個人化がどんどん進むなあってこと
二、三十年前、ネットが普及し、個人でHP(ブログ)が作れるようになりました。(誰でも情報を発信できる時代、新聞の個人化?)
十数年前から、YouTuberなどが生まれました。(誰でも動画を発信できる時代、テレビ番組の個人化?)
そして、最近、リアルタイムでのライブ配信が台頭してきました。(誰でも中継できる時代、テレビの生放送の個人化?)
いやあ、本当、すごいなあって思います。
ひと時代昔から考えると、個人がリアルタイムの動画を世界中に発信していることなんて想像できませんでしたから。^^;
これまで、メディアは巨大組織のものでしたが、上述したように、ライブ配信の個人化によって、メディアの個人化は完成した、ということになるのかな?(まだ個人化が実現してないメディアってあるかしら?)
でも、待てよ。
個人がライブ配信とかする時は、YouTubeやインスタグラムを使うわけですから、メディアの個人化、というよりは、ITやネットにメディアが飲み込まれた、と言った方が正しいのかもしれませんね。(そのIT企業、ネット企業の大体がアメリカ企業なので、アメリカが世界中のメディアを飲み込んだとも言える?)
とにもかくにも、私たちは何かしらの仕組みの中で生きています。
その仕組みを知った上で生きるか、知らずに生きるかは天と地の差があります。
今回で言うと、インスタグラムの有料配信ですね。配信する側も、それを視聴する側も、どちらにせよ、仕組みを理解しておくことはとても重要だと思います。
まだアメリカだけのサービスですが、いずれ日本でも始まると思うので、今のうちに理解しておきましょう。
ではでは
これからの市場は、リアル市場とリモート(ネット)市場とで二分していくのかもしれませんね。(現状はリモート市場が優勢かな)