ディズニーが顔の年齢を簡単に変えられるAIを開発。未来のデジタルコミュニケーションを考える

【ディズニーが「俳優の年齢」を自在に操作できるAIを開発】
https://nazology.net/archives/118532

 

・AI研究機関「ディズニー・リサーチ・スタジオ(Disney Research Studios)」は先月30日、俳優の顔の年齢を自由に操作できるAIシステムの開発に成功したことを明らかにした

・このAIは「FRAN(Face Re-Aging Network:フェイス・リエイジング・ネットワーク)」と呼ばれ、映画内の人物の顔を短時間で老けさせたり、若返らせることが可能

・今まで、俳優の年齢を変えるための、映像の加工修正には少なくとも数日〜数週間を要していたが、FRANならば、1フレーム当たりわずか5秒で顔を老けさせたり、若返らせることが可能


動画の1秒は、だいたい24〜30フレーム(静止画)で構成

 

以上、記事引用参考

 

 



 

顔の年齢を簡単に変えられる、未来のデジタルコミュニケーションを妄想

 

先日のブログで、

顔を見られたくない人の顔を、モザイクではなく、ディープフェイクで違う顔に入れ替える、という話をしましたが、顔を変えるという点で、似たような話ですね。

ただ、今回は顔の年齢を変えるというもの。

 

今でも、CGによって、若返った俳優をよく目にしたりしますが、現段階では、かなりの時間と労力がかかっていると思われます。

 

でも、今回の技術で、簡単に顔の年齢を変えられるようになるわけです。

 

私が思ったのは、

こんな、すごい技術も、何年後かには一般の人が普通に使っている可能性があるとということです。

 

思い出すのは、私がCM制作会社で働いていた頃。

車のCMの制作によく関わっていた私は、映像編集加工の作業時、「スタビライザー」という言葉をよく耳にしたものでした。簡単に言うと、「ブレ防止」です。

車の撮影は、CM撮影の中でも、かなり大変なものです。なぜなら、撮影の被写体が、トップクラスに大きくて、しかも動く、からです。(小さくて動かない被写体は比較的簡単)

走っているシーンを撮影すると、どうしても、映像が揺れてしまいます。

その揺れを、撮影後、スタビライザーという揺れ防止、つまり、手振れ補正をかけるわけです。

今では、手振れ補正なんて、スマホなどにもついている一般的な機能です。

でも、当時は、ものすごい大変な作業で、時間もかかりました。(レンダリングという映像計算作業だけで半日潰れることも)

 

昔話が長くなってしまいましたが、

あれから、十数年、今は一般人が普通に手振れ補正を使っています。だから、上記の顔の年齢を変える技術も、十何年後?もしかしたら、数年後には、一般人が普通に使っている可能性もあると思ったのでした。

 

現在もそうですが、数年後の未来は、よりいっそう画面越しの静止画や動画をそのまま信じることができなくなっているのでしょう。(現在の加工技術もすごいが、未来はもっとすごいことになっていそう)

 

このように、画面上において、見た目はいくらでも変えられるわけですから、勝負は中身?コンテンツ?何を表現するか?ということになるのでしょうか。

 

でも、AI作曲やAIイラストレーター、AIライター、AI歌手などを見ていると、この辺も危ういですね。。

人間の個性をどこで、どのように出していくべきか、、、うーん、、、。

 

今日はこの辺にしておきます。^^:

 

ではでは

 

ちなみに、たいていの女性のスマホの中には、写真加工アプリが入っているというのが私の認識です。未来は、男女関係なく、すべての人のスマホの中に、動画も含めた加工アプリが普通に入っているのかもしれないですね。

 

 

 

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