31年ぶりに新たな単位が追加。人間が把握する科学の単位(世界)が広がっていく。

【ペタを大きく超える4つの単位が新たに誕生!地球の重さは「6ロナグラム」】
https://nazology.net/archives/118187

 

・2022年11月18日に国際単位系(SI)の接頭語に新たな単位が加わった

・ギガやテラなどは有名だが、さらに大きなロナ、クエタ。そしてナノやピコよりもさらに小さいロント、クエクトが加わった

・前回単位が加わったのが1991年なので、約30年ぶりの追加

ロナ(ronna)はゼロが27個続く。クエタ(quetta)はゼロが30個続く。記号はそれぞれ大文字で「R」「Q」

ロント(ronto)は小数点と27個のゼロ。クエクト(quecto)は小数点と30個のゼロ。記号はそれぞれ小文字で「r」「q」。

・大きい数には「a」、小さい数には「o」で終わる接頭語を命名

・ロナ(R)、クエタ(Q)、ロント(r)、クエクト(q)という名称が選ばれたのは、RとQが他の単位や記号に使用されていない唯一のアルファベットだったから

 

以上、記事引用参考

 

 



 

科学の単位=人間の科学が理解、把握している単位(世界)

 

約30年ぶりの新たな単位が追加です。

 

wikipediaより表を拝借。

 

テラやペタ、ナノやピコくらいまでは、よく耳にすると思います。でも、それ以上の単位がこんなにもあるんです。

 

新たな単位は、ゼロが30個、小数点以下のゼロが30個ということですから、想像もできないような数字です。

 

今回の、単位追加の話で思うことは、

 

科学が把握できる幅がさらに広がった、ということ。

 

たとえば、数百年、数千年前の科学者は、上記したような単位(世界)を認識することさえもできなかったと思います。(認識していたとしても扱えるレベルにないと思う)

 

つまり、

 

新たに追加された単位=現在の科学が把握、理解、扱えるようになった単位

 

、とも言えるのだと思います。

 

科学の日々の進歩は本当に素晴らしいです。

ただ、思うのは、これから30年後、また新たに単位が追加される可能性も十分ありますよね?

そう考えると、まだまだ人間(の科学)が把握していない単位=世界があるのかもしれないと思ったりもします。

 

「科学的考察」「科学的に」というような言葉はよく出てきますが、

それはあくまで、「現段階の科学においての科学的」とも言えるわけです。

 

何が言いたいかというと、

 

私たちは、人間が積み上げてきた科学を信頼しつつ、しかし、どこかで謙虚でなければいけないなと改めて思うのでした。

 

単位の追加の話から、そんなことを思うのでした。

 

ではでは

 

大きい数には「a」、小さい数には「o」で終わる接頭語を命名。それはなんで?と思って調べたけどわかりませんでした。その代わり、調べてる最中に、17〜18世紀から、学名にはラテン語やギリシャ語(ラテン語化されたギリシャ語)を使うようになった、ということを知れました。

 

 

 

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