話し手の視線を外す方向で聞き手の印象が変わる(ビルゲイツに学ぶ)
会話の最中、視線を外す方向によって聞き手の印象が変わる
【ビル・ゲイツやサンデル教授の原点。視線を外す方向が印象を変える】
https://hbol.jp/190183
・会話の最中に視線を外すことは、句点や読点の時、間を作るという点で重要
・その時、話し手がどちらの方向に視線を外したかで、相手(聞き手)が受ける印象は変わる
上:何かを思い出しながら話しているように見える
斜め上:時計や窓の外など、他のことが気になっているように見える
横:聞き手や話の内容を否定しているように見える
斜め下:自信がなさそうに話しているように見える
下:うなずきながら、一生懸命話しているように見える
・ずっと視線を外しっぱなしだと違う印象になってきてしまうので要注意。(通常は、ひと呼吸、視線を外して相手に視線を戻す)
・ビルゲイツはよく視線を下に外す。つまり、話の句読点時、視線を下に外すと相手を巻き込みやすい
以上、記事引用参考。
心理状況と目線はリンクしている
最初、私は、前にブログでも紹介したことのある、「話し手の目線の向きによって、話し手の心理状況がわかる」ということを言っているのかなと思いました。(自分から見て左上=未来+視覚、左横=未来+聴覚、左下=未来+内面、右上=過去+視覚、右横=過去+聴覚、右下=過去+内面)
でも上の話は、話し手の視線によって聞き手がどういう印象を受けるか、というものなので違いましたね。
ただ、よくよく見てみると、、、リンクしているような気もするのです。
カッコ内でザーッと書いた内容(話し手の視線による心理状況)をもっとざっくりまとめると、
上目線:視覚的イメージ
横目線:聴覚的イメージ
下目線:自己、内面的イメージ
上目線と下目線に関して言えば、上の情報と少々リンクしてますよね?
ちなみに、「左は過去、右は未来」ですが、これは今回そんなに関連しない情報ですね。。
何が言いたいかというと、
上を向くと何か思い出しているように見える、というのも事実でしょう。でも、、
何かを思い出す時は上を向くことが多い、というのも事実だと思うのです。
つまり、「A→B」でもあり、「B→A」のような気もするのです。
だから、上の情報を「B→A」のように書き換えると、
何かを思い出す時は上目線になる
他のことが気になっている時は斜め上目線になる
聞き手や話の内容を否定している時は横目線になる
自信がない時は斜め下目線になる
一生懸命な時は下目線になる
絶対ではないですが、こういうふうにも言えると思うのです。
言ってしまえば、
こういうふうな時はこういう目線になるのだから、こういう目線を相手に見せれば自ずとこういうふうに見える、というのは当然のことかもしれません。^^;
視線で相手の印象が変わるのですから、これらの情報をうまく活用したいところですが、
このように、心理状態と目線はとてもリンクしているので、自分の心理状態とは違う方に目線をコントロールするのは、結構難しいことかもしれません。
ただ、今回の情報は、話の句読点時の目線です。(ひと息いれる時の目線)
話している最中の目線のコントロールは難しいかもしれませんが、間をとる時の目線ならば、意識して努力すれば、なんとかコントロールできるかもしれませんよね。
とりあえずは、間をとる時の目線は下目線でいきましょう。意識していきましょう。^^
自分の話に相手を巻き込む、引き込むためにも。
ではでは
上記の情報を踏まえて、相手の目線の動きを見ているだけでも結構楽しいですよ。