運動能力が向上する腸内細菌?私たち人間は細菌で決まるのかもしれない。

【マラソン選手から見つかった腸内細菌、運動能力向上に関係か】
https://www.cnn.co.jp/fringe/35139096.html

 

・マラソン選手の腸内細菌を調べた結果、大会後に目立って増える細菌があり、それが運動能力に影響している可能性があると指摘

・その細菌とはベイロネラで、強い運動によって体内に生じる乳酸を代謝する働きがある

ベイロネラを与えたマウスは運動量が13%増加することがわかった

・将来、スポーツ選手の能力を向上させたり、糖尿病のような代謝疾患の治療に役立てたりするサプリメントの開発につなげる可能性も

 

以上、記事引用参考。

 

 

 



 

 

腸は第二の脳とも言うからね

 

【第二の脳とも呼ばれる「腸」の働きが思った以上にすごかった!】
https://tabi-labo.com/276137/second-brain

【性格は「腸内細菌」によって決まる:研究結果】
https://wired.jp/2015/05/01/bacteria-and-mental/

【腸内微生物の移植が、自閉症スペクトラムの症状を軽減する:研究結果】
https://wired.jp/2019/04/20/autism-spectrum-disorder-gut-microbiota/

 

腸は脳からの指令がなくても動くように、第二の脳とも呼ばれています。

性格や記憶力アップ、自閉症スペクトラムなどなど、イメージとしては、腸は心と密接な関係があるように感じていたのですが、今回は運動能力の向上というのが興味深いです。

 

 

人間は細菌の集まりでもある

 

人体を構成する細胞の数は数十兆程度ですが、体内の生息する細菌の細胞数は100兆を超えるとも言われています。(皮膚などに付着しているのも入れるともっとすごい数になりそう)

 

DNAや遺伝子の話が好きでブログでもよく取り上げますが、人間はDNAや細胞の集まりと同時に細菌の集まりでもあるんだと再痛感させられます。しかも、その細菌たちが人間に多くの影響を与えていると考えるならば、さらに重要性を感じてしまいますよね。

 

 

世の中すべても細菌だらけと考えるならば

 

人間だけでなく、空気やドアノブやすべての物体には必ず細菌が常在します。熟年夫婦が似てくるのも、もしかしたら、同じ空間で同じものを食べ続けた結果、多くの細菌を共有するのようになったから、とも考えられますよね。(DNAは共有していないのに)

 

細菌のことを考えると、

 

普段どういうものを食べるかが大事(誰と食べるかも大事)

普段どういうものに触れるかが大事(誰と触れ合うかも大事)

普段どういう空間にいるかが大事(誰と一緒にいるかも大事)

 

これは言ってしまえば、「環境」とも言えるわけで、「環境が人を作る」につながると思います。

 

でも、それはつまり、「細菌が人を作る」とも言えるのかなと勝手に拡大解釈するのでした。笑

 

以上、

腸内細菌で運動能力が向上する可能性という研究結果から、いろいろと考えてしまいました。

 

知らないうちに、自分は作曲能力が向上する腸内細菌を蓄えているかもしれないしね。笑(そういう細菌が蓄積する環境にいる?)

 

ではでは

 

【小形が取材を受けました。よろしければ読んでみてくださいな】

【連載◆エナ「咲顔のつくりかた」第2回「作曲家・小形誠さんの音楽愛と作曲秘話」】
http://www.yumeco-records.com/archives/11668

 

オリンピックなどではドーピングは検査や制限できても、腸内細菌まではできませんよねえ。いつか腸内細菌とスポーツ界が密接に関わる時代がくるかもしれません。

 

 

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