「国が定めたBMIと適正体重」よりも「実際に長生きしている人の適正体重」の方を重要視すべきでは?
【「健康診断でオールAほど早死にしやすい」医師・和田秀樹が断言「国の正常値は長生きの観点では正しくない」】
https://president.jp/articles/-/72567
・体重や血圧、コレステロールの値などすべてにおいて、年齢や体質によって人それぞれ異なるのが当たり前(個性とも言える)
・だから、健康診断の基準値が正常値とは限らない。基準値にこだわって、薬を飲み続けることもお勧めしない
・40歳以上の日本人35万人の調査データ。長生きしている本当の適正体重(BMI24から27に相当)
150cm / 54〜60.8kg
155cm / 57.7〜64.9kg
160cm / 61.4〜69.1kg
165cm / 65.3〜73.5kg
170cm / 69.4〜78kg
175cm / 73.5〜82.7kg
180cm / 77.8〜87.5kg
・身長160cmの方であれば、61kg〜69kgまでが「長生き体重(長生きする適正体重)」であるが、メタボ健診ではここで示した長生き体重は「肥満」と判定される
・日本のメタボ対策は、高齢者医療の現場をまったく知らない学者や官僚たちが主導した誤った施策
・長生きするためには、しっかり食べて栄養をとるべき
・真面目に医者によるメタボ指導に従ってダイエットをしてやせた人は、逆に命を縮める結果を招いてしまうことを統計データが示している
以上、記事引用参考
長生きするためには、ちょっと太めが正しい?自分のベター、バランスを見つけて行こう。
上の記事の中で出てくる、近藤誠氏の本を読んだことありますが、基本、現在の医療業界のあり方を非難するスタンスで有名な人です。
記事の中で、CTによる脳腫瘍や白血病のリスクが増えること(医療被曝)などにも触れていますが、こういう情報は、素人の私からすると、「そういうこともあるかもな」という感じに、全肯定も全否定もできないのが正直なところです。
ただしかし、
記事の中で取り上げられている、
「40歳以上の日本人35万人の調査データから、長生きしている本当の適正体重」はとても興味深く感じました。
こういう莫大なデータから浮かび上がる傾向や事実というのは、受け入れるし、取り入れたいと思う私です。
最近、体重増加してしまい、少し減らさなきゃと思っていた私ですが、
上の長生き体重のデータを見る限り、全然大丈夫そう。^^(現在の私は174cmの66kgです)
もちろん、これで安心して、そのまま太ってしまうのもよくないですよね。脂肪だけでなく、筋肉と合わせて体重増加すれば、問題ないし、むしろ、長生きのためにはいいのかもしれません。
体の基本的な構成要素はみんな同じですが、体のあり方も人それぞれ個性があるというのは本当にそうだと思います。
血圧が高めで体のバランスをとっている人もいれば、水分量低めで体のバランスをとっている人もいると思います。
そして、
体重低めで体のバランスをとっている人にとっては、今回のデータは当てはまらない可能性もあります。
大事なのは、自分のバランスを見つけることです。
「自分のベスト」という言葉をよく耳にしますが、私的には、「自分のベター」的思考の方がいいのかなと思ったりしています。ベストだと結論のようですけど、ベターだと継続して改善していく感じですよね。(人生、結論が出ることなんてほとんどない)今回の健康問題に限らず、自分の中でベターを意識していくことが大事なんじゃないかなと思っています。その連続で自分のバランスを見つけていくイメージ。
今回の、長生き体重のデータも、あなたのベターの手助けになれば幸いです。
ではでは
一日の推奨野菜摂取量、正常血圧値などなど、それら基準値を決める経緯などを知ると、国が定めた基準値に疑問を抱く気持ちはわからなくもないです。