モノの報酬、褒め言葉、脳はどちらも同じように喜んでいる。人間形成を考える。

【物のご褒美より褒め言葉!脳の反応から考える子どもの育て方】
https://allabout.co.jp/gm/gc/492045/

 

・目標を達成するために最善の策は何かを判断して「意思決定」をすることが必要。その脳の機能を担っているのが線条体

・ある研究で、ゲームに勝ってご褒美(報酬)がもらえたことに対して、被験者は線条体が反応

・同じ人たちに対して、お金などのご褒美を与えず褒め言葉だけをかけたときに脳のどこが反応するかも調べたら、賞金をもらった時と同様、同じ「線条体」が反応

・つまり、私たちの脳は、言葉で「褒められる」ことを、お金など実際の「報酬」を受け取ることと同じように感じ、喜んでいることが初めて示された(物でも言葉でも、脳は同じように喜び、反応)

・子どもに対して、「テストでいい点をとったら好きな物を買ってあげるよ」という誘いかけはやめた方が賢明。仮にご褒美を目当てにいい点がとれた場合、子どもは「いい点を取れたこと」に対してではなく、「好きな物を買ってもらえた」ことに価値を感じてしまう。物を買ってもらうことが目標にすり替わっているから。これが繰り返されると、「何も買ってもらえないのなら勉強する意味がない」という考えに陥ることさえある

お金や物をもらえることと、成果が評価されて褒められることの2つは、脳にとっては同等のこと。せっかく脳が同様に喜びを感じているのなら、わざわざ物に価値をおいた提案をする必要はない

 

以上、記事引用参考

 

 



 

脳的に、モノと言葉、どちらも同じくらい嬉しいのなら、、

 

モノなどの報酬、褒め言葉、脳はどちらも同じ反応を示しているようです。(同じように喜んでいるようです)

 

子どものモチベーションを上げるために、モノの報酬という手段をとる親御さんは結構いると思いますが、モノも言葉も両方、脳は同じような喜びを感じているのならば、言葉の方を選択する方がいいですよね。^^

しかも、上記のように、モノをもらわないと頑張らない子どもになるリスクもあることを考えると、なおさらです。

 

これ、大人にも適用できないかな?

 

よく、自分へ頑張ったご褒美と言って、自分のために贅沢品を買ったりする人もいますが、上のことを考えると、わざわざ、贅沢品というモノの報酬ではなく、言葉で自分を褒めてあげるだけでもいいのかもしれません。

 

しかも、モノをもらわない(見返りがない)と頑張らない大人になる可能性もある???^^

 

ということで、

 

子どもだけでなく、大人も、モノの報酬で褒めるのではなく、言葉で褒める方がよりよいのかもしれません

 

ちなみに、

一生懸命やった後に、「疲れた」と連発する人がよくいますが、脳科学的には、そんなによくありません。

「今日も疲れた」と言いたくなる気持ちもわかりますが、私はなるべく、「今日も頑張った」「今日もよくやった」というような言葉を使うようにしています。(まさしく、自分への褒め言葉)

 

脳は、あらゆる言葉に反応しているので、自分がどんな言葉を発するかというのはとても大事です。(上の研究からも、それは推測できます)

 

以上、脳は、モノの報酬と褒め言葉を同様に反応するという話から、子どもも大人も言葉って大事だと改めて思うのでした。

 

ではでは

 

モノの報酬でしか力を発揮しない子どもにしたくないし、そんな大人になりたくありません。そして、誰かに「ありがとう」や「すごいね」というような言葉を言ってもらいたくて頑張る子どもになって欲しいし、そういう大人になりたいですね。脳的に反応は同じだけど、どちらをモチベーションにするかで、人間の作られ方が変わってきそうです。

 

 

 

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