神経科学で判明した7つの脳の事実
【人間の脳に関するあなたが知るべき7つの事実】
https://gigazine.net/news/20190228-7-brain-facts/
紹介(記事引用)しながら、勝手に感想述べていきます。^^
1:肉体の信号の80%は「身体から脳へ」送られる
脳が司令塔というわけではなく、脳はむしろ物流における「倉庫」に近いものだそうです。例えば、「胃が痛い。。脳は胃に何のシグナルを送ったのだろう?」と考えるのではなく、「胃が痛いということは、身体は脳に何を伝えたいのだろう?」と考えるべきとのこと。たしかに、腸は第二の脳という話もありますし、脳やその他の臓器、身体全体はすべて相関関係なのかもしれません。
音楽友達との会話で、「私の死後、その脳を保存して、AIなどのテクノロジーと融合させれば、小形誠なりの楽曲が永遠に作曲され続ける?」という話をしたりするのですが、上のことを踏まえると、脳だけ保存、活用しても、そういうことは実現が困難なのかもしれません。五臓六腑、腕や足など、小形誠の体全体があるからこそ、今の作曲活動ができていると考えると、身体があるうちによりいっそう励まなければという気持ちにもなりました。^^
2:扁桃体が活動中は、他人に共感できない
感情を取り扱う扁桃体。扁桃体が過度に活動する(過度に感情的になる)と、他人に対して配慮や共感ができなくなるようです。まあ、これは言われなくても、わかるような気がします。感情的になればなるほど、他人が見えなくなりますもんね。
3:1つのシナプスが強まると、隣合ったシナプスは弱くなる
新しい癖(習慣)ができ、新しくニューロン経路が生成されると、古い経路は使われなくなるとのこと。隣合ったシナプスが弱くなるということは、あくまで、同じジャンルにおいて、上書きされるイメージなのかな?そう考えると、何かの悪習慣は、別分野の習慣によっては改善されにくいとも言えるのかもしれません。解決、解消するためには、あくまで、その同じような分野において良い習慣を作り出さないといけない?
4:声の中の「感情的な要素」は、聴き手の脳のリラックスと健康にとって重要である
「何かを伝えるとき、一番重要なのは言い方や表情、態度であって、話す内容はほとんど重要ではない」「韻律などの話し方が重要」。改めて、これらのことが脳科学においても証明されたということです。これらのことを、メラビアンの法則とも言いますよね。自分の経験から、これは本当だなと思います。話す内容を一気に改善することは難しいですが、話し方を改善することは比較的簡単だと思います。(しかもその効果は抜群)簡単なところで言うと、声のトーンをひとつ落とす、話すテンポを遅くする、などをするだけでもかなり、相手への聴こえ方は大分変わると思います。
5:脳は「3つの状態」を行き来しており、どの状態かが自分の決断時に重要になる
・何か楽しいことをしている時に世界が幸せな場所だと思える「リラックスした覚醒状態」
・直感的に脅威だと判断される要素が周りにあり、世界は危険で怖い場所であるように思えてしまう「臨戦状態」
・恐怖などに圧倒されてしまい、感覚が麻痺したように感じることさえあり、世界が絶望的に感じられる「衰弱状態」
脳科学による、人間はこの3つの状態を行き来しているそうです。感情を表す言葉でさえ、喜怒哀楽の4種類あるのに、脳的には3種類というのがおもしろいですね。
6:ストレスが高まると化学変化が起きて脳が収縮する
過度なストレス状態が続くと、創造的な決断するために使われる脳の一部が縮小したり、覗かれたりするそうです。まあ、そうでしょうね^^;
7:突然思い出される「トラウマ」は脳の未統合の記憶の潜在的な再活性である
自分の中で消化しきれなかった過去の辛い記憶が無意識のうちに再活性しまう。リンクする物事によって、昔の感情や反応が蘇ってしまう。
まあ、言うまでもなく、よく知られていることです。ただ、「消化しきれなかったものが、処理されるまで休眠状態を保ち続けます」というのは、マイナスのことだけなのでしょうか?そこはひとつ気になるポイントです。(トラウマの逆バージョンってないのかな?)
以上、引用しながら、勝手にコメントしてみました。失礼しましたー。
ではでは
脳は司令塔ではないということですが、「危ない!!」と誰かに言われたら、たいていの人は頭をかかえます。とっさに頭部を守る様子を見ると、脳はやっぱり大事な部分だと本能が教えてくれているような気もします。^^