脳波の周波数に音楽を見る
【自分の「脳のタイプ」を知るだけでもメンタルを強くできる】
http://diamond.jp/articles/-/156502
脳ネタは好きで、これまでもブログで何回も取り扱っていますが、今回は少し違う視点でこの記事が気になりました。
その少し違う視点というのは、音楽家の視点です。音楽家視点のスイッチが入った原因は記事の中で以下の情報を目にしたからです。
デルタ波(1〜3Hz)‥睡眠状態
シータ波(4〜7Hz)‥ウトウト状態、注意散漫状態
ローアルファ波(8〜10Hz)‥リラックス状態
アルファ波(8〜12Hz)‥おおよそリラックス状態
ハイアルファ波(10〜12Hz)‥リラックスにやや集中が伴った状態
SMR波(感覚運動リズム)(12〜15Hz)‥ゾーン状態
ローベータ波(15〜18Hz)‥集中状態
ベータ波(13〜36Hz)‥おおよそ集中状態
ハイベータ波(23〜36Hz)‥緊張状態
アルファ波とかベータ波とか、脳波の言葉はよく耳にしていましたが、こういうふうに周波数で説明されたものを見たのは私、初めてです。
音楽も周波数ですから、すぐに音楽とリンクしちゃいました。
ちなみに、市販されているCDの周波数帯域はおよそ20Hz〜20000Hzです。個人差はありますが、人間の可聴周波数帯域もほぼ同じです。だから、私たち音楽家が音楽を作る時は大体、20Hz以下の音はカットしてしまいます。
そのカットしていた20Hz以下の周波数帯域に、上述のように脳波の周波数が分布されていたのかと思い知らされたのです。
もちろん、脳波の周波数と音楽の周波数をまったく同じ扱いにはできないかもしれませんが、ある程度のリンク性はあると勝手に思っております。
周波数とは波形であり、振動ですから、共鳴や相互引き込み現象を引き起こす可能性もあると思います。
【相互引き込み現象、世界平和は織り込み済み??】
http://gata.blog.so-net.ne.jp/2013-04-27
平壌五輪ももうすぐですね。アスリートたちが本番前に音楽を聴く姿はよく目にします。アスリートたちが聴いている音楽は20Hz以下が存在しません。なので脳波に直接影響を与えることはないでしょう。でも、音楽を聴いて集中を高めている姿を見ると、20Hz〜20000Hzの周波数にもなにかしらの影響や意味があるのではないかと推測してしまいます。(いつか解明されていくのかな?)
さらに、いつかは、音楽ではなく、20Hz以下の脳波の音を本番前に聴く(浴びる)ことでパフォーマンス力を上げるアスリートも出てくるかもしれません。(それなら、ドーピングにもひっかからないしね)
20Hz以下の音=超低周波音(脳波)
20〜20000Hzの音=人間の可聴域(音楽)
20000Hz以上の音=超音波(モノを浮かしたり、いろいろ)
以上、
上の脳波の周波数情報から、音楽家として色々妄想し、音の可能性、音楽の可能性をさらに感じたのでした。
ではでは
【CDリリースのお知らせ】
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2018/01/31
- メディア: CD
YUKIソロ15周年記念として、10周年から15周年までにリリースしたシングルコレクション「すてきな15才」が、昨日発売しました。私が作曲した「STARMANN」も収録されています。どうぞよろしくお願いします。
参考までに、いつも私が音楽作業時に眺めている周波数の画面です。よく見てもらえればわかりますが、20〜20000Hz中心の周波数の表示になっております。