脳停止の思考、脳活発の思考

【「ひらめき脳」は「居眠り」と「ながら」で作られる?】
https://style.nikkei.com/article/DGXZQOLM150R80V10C22A6000000/

 

・考え詰めているときには、脳では「実行機能ネットワーク」が働いている。これはタスクを処理するためのネットワークで、思考や行動をコントロールしながら課題解決に向かっていくもの。その神経基盤は脳の前頭葉、頭頂連合野などに存在

・一方、創造力やアイデアなど「ひらめき」と関わるのが「デフォルト・モード・ネットワーク」という神経活動。脳の内側前頭前野、後帯状皮質など脳の複数の領域が活性化

・「デフォルト・モード・ネットワーク」が活性するお勧め行動は、ぼんやりする、散歩する、歩き回る、トイレに行く、水回りを掃除する、料理する、音楽を聴く(ルーティンでできる行動であるという共通点)

うつらうつらする「まどろみ」。この状態のときにひらめきやすい

・ある実験では、まどろみ状態だと、ひらめきが2.7倍に

・音楽を聴きながら同じタスクをすると、ミスが起きにくいという研究もある。(歌詞がないもの、聴き慣れていて、さらさら流れていくような音楽がおすすめ。聴き込んだりするような脳に負荷がかかる音楽はおすすめできない)

 

以上、記事引用参考

 



 

脳停止の思考、脳活発の思考

 

まどろむとひらめく、というのは、経験上、私もよくわかっていることです。(個人的に、眠りそうな時、シャワー、散歩、は特にひらめきます)

ただ、2.7倍というように数値で示されているところがおもしろいですね。

 

こんなような内容のブログは過去にも書いたことがありますが、

 

考え事をしている時は、実はほとんど脳は働いていない

 

、、という記事を目にしたばかりだったので、なんかいろいろと考えさせられ、またブログに書いてみました。

 

【「考えごと」の最中、脳はほとんど働いていない「考えている」行為と「考えごと」の違い】
https://www.gentosha.jp/article/21144/

 

アイディアを絞り出そうと、いくら考えても出てこない時、それは脳の活動がうまくいっていないというだけでなく、脳が働いていないというのですから、最悪ですよね。笑

(それよりも音読するというような単純作業の方が脳が活性化しているらしい)

 

考えるばかりで何も進まない時は、さっさと散歩やシャワーを浴びる方が賢明であることが、このことからもよくわかります。

 

この記事の中で、

 

「考えごと」に「思考」は含まれない

考えごとをしている時間と考える行為は区別する必要がある

、、とおっしゃっていますが、

 

改めて、

 

・ぼんやりとまどろむとひらめきやすい

・考えごとでは脳が活性していない

 

、、という情報を見ていると、思考やひらめき、脳の動きって不思議だなあと感じます。

 

ここまでの情報を踏まえて、私なりに整理、解釈すると、

 

ひとつのことばかり集中する(こだわる)と脳はうまく働かない

それは、脳が偏ったネットワークしか使えていない状態だから

でも、

居眠りしそう、散歩、シャワーなどすれば、脳の神経ネットワークがリセットされたり、

四方八方にネットワークが広がるから、ひらめきや、本当の意味での思考が生まれやすくなる

 

という感じでしょうか。私はこのように解釈しました。

 

脳停止したような考えごとに囚われず、

本当の意味での思考を続けてきましょう。

 

「人間は考える葦である」ですからね。

 

ではでは

 

たとえば、「ああ、〇〇をどうしよう、どうすればいいんだあ」という状態って、脳停止の状態で、脳のネットワークを一箇所しか使えていなそうですよね。視点を変える、俯瞰で見る、複合的、総合的に考えるためにも、気分転換はやはり大事です。

 

 

 

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