ディープフェイク技術も身近なものへ?未来のアイデンティティ
【複数の静止画から3Dモデルを生成する技術「NeRF」はディープフェイクを進歩させるのか?」】
https://gigazine.net/news/20220628-deepfakes-successor-nerf/
・ディープフェイクとはAIを利用して偽の人物画像・動画を作成する技術
・2022年2月にイギリスのランカスター大学などが発表した研究では、ほとんどの人はAIが作り出した顔と本物の顔の区別が付かない上に、本物の顔よりAIが作った顔の方が信頼度が高いという結果を報告
・2020年に登場した「NeRF」は複数の視点から撮影した画像をニューラルネットワーク内で組み合わせて、物体や環境の3Dモデルを生成するというもので、形状・質感・透明度・照明などを認識して画像の欠落した部分を合成
以上、記事引用参考
ディーフェイクの未来、アイデンティティの未来
著名人のディープフェイクは今では、ネット上に結構出回っています。
たとえば、
本人が言ってもいないことを、本人の偽物のデープフェイクが言っているような動画とかとか。
とはいえ、ディープフェイクはものすごいテクノロジー(技術)なので、専門家じゃないと作れませんでした。
しかし、NeRFという技術は、数枚の写真があれば、3Dのモデルを作り上げることができるようです。結構、簡単に作れちゃう??^^;
まだ先の話かもしれませんが、
もしも、誰でも簡単にディープフェイクが作れるようになったら、どういう世界になってしまうのでしょうね。
裁判とかで何が証拠で、何がディープフェイクで証拠ではないとか、わからなくなりそうです。^^;
最近では、声も人工的に、リアルな人の声が作り出せるようになってきましたしねえ。
録音データとか、よく証拠になったりしますが、そういうものも、すぐに信じてはいけない世界になってくるのかもしれません。
性善説で考えるならば、エンタメやいろんな楽しみ方でワクワクしますが、
性悪説で考えるならば、やはり、上述したような、証拠の悪用のような、心配事も多く出てきてしまいます。
ディープフェイクによる混乱が続いたら、
本人との違いを明確にするタグ(電子透かし)のようなものをディープフェイクにつけなければならない、
というような法律もいつか出来るのかもしれません。
あと、個人的に思うのは、
哲学的に思うのは、
「自分とは?」「自分らしさとは?」というようなアイデンティティは、いつの時代も問われるものですが、
リアルな自分、ネット上(SNS上)の自分、メタバースの自分、加工された自分、ディープフェイクの自分、などなど、
今では、自分の形がこんなにも多くなってきています。(昔はこんなにも自分の形はなかったと思う)
これからのアイデンティティのあり方がどういうものになっていくかという点も、私、個人的には注目ポイントであります。
以上、ディープフェイクさえも身近になりつつある、ということからの雑感でした。
ではでは
たくさんある自分の中で、どの自分に重きを置いていくのか、を考えていくことが、これからの時代なのかもしれません。