最新研究で判明。「人間の細胞は7年ですべて入れ替わる」ではなかった
【人間の細胞は7年ごとにすべて入れ替わるという話は本当なのか?】
https://karapaia.com/archives/52314168.html
・体の臓器や部位によっては、数カ月で完全に入れ替わる細胞もあれば、脳細胞のように生まれたときとほとんど変わらない細胞もある
・皮膚や腸のような細胞は非常に早く入れ替わっており、ほとんどが数ヶ月で新しくなっている
・肝臓は入れ替わるまでに3年かかることが明らかになっている
・心臓の心筋細胞は一生を通じても4割しか新しくならない
・骨格細胞なら完全に入れ替わるまでに10年かかる
・脳の神経細胞はほとんど細胞が入れ替わらない
・脳の一部分はゆっくり入れ替わる。たとえば、線条体の細胞は年に2.7%ずつ新しくなる。それ以外の神経細胞は一生入れ替わることはない
・細胞が新しく入れ替わっても老いる原因は、コピーミスが積み重なるから。(蓄積された突然変異)
以上、記事引用参考
体の細胞、常識、思考のアップデート
7年で人間の細胞はすべて入れ替わる、という話はよく聞きます。
しかし、最新の研究では、そうでもないことがわかってきました。おもしろい。
イメージとしては、
体の外側になればなるほど、細胞の入れ替わりは活発で早い(爪や皮膚)
体の内側(コア)になればなるほど、細胞の入れ替わりは遅い、もしくはほとんどしない
、、という感じでしょうか。
まあ、たしかに、脳というコア部分が頻繁に入れ替わり、コピーしまくっていたら、記憶とか性格とか、維持できなそうですよね。^^
改めて思うのは、
7年ですべての細胞が入れ替わると考えていた時は、
「人間(自分)の体ってすごいな。入れ替わるための材料(食事)には気をつけなきゃ」と私は思っていました。
そして、今回、
入れ替わる細胞もあれば、入れ替わらない細胞もあると知って、
「脳と心臓部分はほとんど変わらず死ぬまで付き合っていくのか」と、なんだか、同志というか、愛しさのようなものを感じる自分がいました。(「生まれてから、変わらずここまでありがとう。そして、これからもよろしくな」という感じ)
常識は変わっていきます。
そして、常識が変わると、
こんな感じに考え方も変わりますよね。
こういうのが楽しくて、いつも最新の情報を追いかけたくなります。
ではでは
体の細胞と同様に、全部を変えるのはでなく、コアを変えずに、常識や思考をアップデートしていきましょう!