現代人の集中力は平均8秒?90分説や3分説など、いろんな集中力時間限界説について
現代人の集中力持続時間は「金魚」以下!(研究結果)
http://tabi-labo.com/277153/gold-fish/
マイクロソフトが発表した研究結果です。現代人の集中力は平均8秒。。9秒の金魚以下だそうです。。
(2000年頃は12秒だったが、複数のスクリーンを追う習慣(マルチタスク)などの影響で8秒に減少)
集中力の限界時間ってたまに聞く話ではあります。
90分、30分、15分、3分、30秒など、多くの限界説があります。
おいおい、どれが本当の集中力の限界なんだよって思うかもしれませんが、答えは簡単です。どれも限界説として間違ってはいません。人間誰でも、時間が経つにつれて集中力は落ちていくものです。大学の授業が90分なのは90分限界説からきているという話もありますが、考えてみてください。90分まるまる、時間も気にせず集中することなんてなかなかできないものですよね。おそらく、それは、15分の集中力を6回、もしくは30分の集中力を3回続けているというのが本当のところだと思います。
自分の勝手なイメージとしては、集中力とは波みたいなもので、8秒の大波の集中力、15分という中波の集中力、90分という小波の集中力という感じなんだと思います。
だから、何かを伝える側はその波に合わせたコンテンツ量(時間)を提供しないといけないんですよね。
私が言いたいことをうまく言ってくれているものがありました。
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・とても大事なことは30秒以内にまとめて伝えなくてはならない
・その次に大事なことは、残り2分30秒で伝えなくてはならない
・説明は30分以内に終えないといけない
【引用】人の集中力の限界は30秒・3分・30分
http://idzei.com/2015/12/27/%E4
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30秒とか、3分というのは、人それぞれ、多少違いはあるとは思いますが、言っていることはまさしく!だと思います。
結論から言うことの重要性がこのことからもよくわかります。
ちなみに、既にここまでの文字数は優に400文字は超えております。
人間は1秒4文字までしか認識できない!プロが教える字幕の世界
http://suzie-news.jp/archives/14986
この発想からすると、ここまで読むのに100秒はかかるはず。既に大波の集中力が切れている方はたくさんいらっしゃるでしょう。^^このように集中力の視点で考えると、相手に何かを伝えるという行為は本当に難しいものです。
テレビCMが15秒なのも、子供向けのテレビアニメが15分ずつなのも、どのへんの集中力を意識して、もしくは働きかけるかを考えて内容が作られています。
1秒4文字の認識、高い集中力は8秒という前提にたつと、高い集中力の中において相手に植え付けるための強烈なキャッチコピーというものは32文字までが限界とも考えられますね。
音楽で考えると、どうなんだろう?
今、制作中の音楽はBPM=171(1分間に171の四分音符)というかなり速いテンポですが、それでも、8秒だと3小節にも届きません。。
曲の始まりのイントロって本当に大事なんだなと改めて感じさせられます。(8秒じゃ一通りのフレーズも聴かせられないけど^^;)
確かに、最初の聴き触りというのはとても大事ですけど、最後まで聴いてもらって、わかる良さもあります。(最後まで聴いてもらえない可能性もあるけど。^^;)
とにもかくにも、伝える側としては、どういう内容を最初の段階に持ってきて、どういう内容を後に持ってくるべきかは、上で述べてきた、人間の集中力限界説を念頭に考えていくといいかもしれません。
ではでは
「よーいどん!」で金魚すくいを開始したら、1秒差の集中力で金魚に負けるのかな?いやいや、8秒以内に決着つければいいだけの話。集中力は時間の長さ(量)よりも、その集中時間の中で、どれだけ高い集中力を発揮できるかという「質」の方が大事だということも忘れてはいけない点です。