情報の信頼度はフィルターの数によってグラデーションがかかる(精巧なフェイク動画に思うこと)
【恐ろしくリアルな「アポロ11号失敗」のディープフェイク動画、MITが公開】
https://japan.cnet.com/article/35157129/
・1969年7月20日、アポロ11号の月面着陸がもしも失敗していたら、という仮定で、MITがニクソン大統領がテレビで話すフェイク動画(偽の動画)を作成
以上、記事引用参考
情報の信頼度はフィルターの数によってグラデーションがかかる
動画を観て頂けるとわかりますが、実際にあったかのような見事なフェイク動画です。
こういう精巧なフェイク動画は近頃、よく見かけます。それらを観ていると、動画はもはや証拠にも事実証明にも、何にもならないのだなと思わされます。
自分の目や耳で直接仕入れた情報は本物と断定できます。(フィルターゼロ)
それが、友人の噂話になった途端、フィルターが入り始めます。(思惑や偏見などのフィルターが入り始めます)
テレビや新聞、という規模になると、どれだけフィルターが入っているのか想像もつきません。
上記のようなテクノロジーがさらにそのフィルターの厚みや数を増幅させているような気もします。
情報は、自分から離れれば離れるほど、フィルターが入れば入るほど、信頼度がグラデーションのように落ちていく?曖昧になっていく?
、、と私は考えます。
別に自分から離れた情報を疑えというわけではなく、曖昧さが増えていくという感じでしょうか。
身近なところで例えると、
友人とオンライン飲みを何回もしていて、久々にリアルにその友人と会ったら、その友人の印象が違っていたということもあるでしょう。^^
テレビの天気予報で「今日は暑くなるでしょう」と言ってたけど、自分がいるところは意外と寒い、ということもあるかもしれません。^^
画面越しの友人よりも、リアルに対面した友人の方が現実を表していますし、
テレビの天気予報が暑いと言っていても、実際に寒かったら、当然、寒いなりの対策をします。
当たり前ですが、間接的な情報よりも、直接的な情報に重きを置いた方がいいに決まっています。
今の私たちはテレビやスマホ、パソコンなど、画面越しに情報を得ることが多くなっています。
それらの情報が自分にとってどれだけ直接的なのか、間接的なのか、もしくは、フィルターがどれだけ入っているか、信頼度はどれほどか、改めて考える必要があるのかもしれません。
間接的な情報に振り回されるより、今、自分が感じている直接的なもの(情報)に従って動いていく方いいのかもしれません。
上のようなフェイク動画を観て、改めて思うのでした。
ではでは
先日、アメリカで話題(ニュース)になった「コロナパーティー」。実際は、単なる噂話だったようで、実在は確認されていないようです。噂話がニュースになる時代、本当に情報の取捨選択が難しいくなりました。