人間は硬いイスに座ると批判的になる。すべての感覚は相互関係なのかもしれない。
【人間は”硬いイス”に座ると相手に批判的になる!?脳科学者・篠原菊紀が解説!春風亭小朝「寄席のイスは全部柔らかくしてもらわなきゃダメだな‥」】
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・硬いイスに座って誰かと対談すると、相手のしゃべっていることに対して批判的になりやすい
・逆に柔らかいイスに座ると、相手の言っていることを受け入れやすくなる
・温かいお茶を飲むと、話し相手のことを「優しい人」「気持ちの温かい人」という印象を持ちやすい
・逆に冷たい飲み物を飲むと、話し相手のことを「クール」「冷静に物を考えられる知的な人」という印象を持ちやすい
・客席の高さも重要で、目線が上の方を見ると未来を見ている感じになりやすい
・逆に、目線を下げると自分のことを内省的に振り返えることに関わる脳部位が働きやすい。(笑っていても、どこか俯瞰的に「笑っている自分」を感じてしまう?)
・向かい合って座ると、相手の評価がきつくなるし、相手の表情、感情の変化を過剰に感じとってしまい、過剰に反応してしまう。
それを解消するために、両者の間に、お互いが共通して眺められるものがあるといい、例えば、水晶とか焚き火とか。(お互いの顔を見ている=お互いに違うものを見ていることになる)
以上、記事引用参考
すべての感覚や感情は共感覚(相互関係)なのかもしれない
知っている内容もあると思いますが、ざっと箇条書きで紹介させてもらいました。
硬いイスに座ると批判的に、柔らかいイスに座ると受け入れやすい、温かいものを飲むと温かい印象、冷たいものを飲むと冷たい印象、とかとか、
本当、人間の感覚や感情って、何かに左右されながら動いているんだなと思わされます。
共感覚と言うと、文字を見ただけで、その文字から色や匂いを感じたりすることをさしますが、(ひとつの感覚の刺激によって、別の複数の知覚、感覚が起きる)
ここでは、勝手に、ちょっと違う意味で使いたいと思います。^^
共感覚=共に感じている=複数を同時に感じている=複数の感覚が影響しあいながら感じている
、、という感じです。
そう思いませんか?
同じ料理でも盛り付けるお皿によって味も変わります。
同じ料理でも綺麗な景色で食べるとより美味しく感じます。
同じ音楽でもビジュアルのいいアーティストが演奏するとかっこよく感じます。
、、などなど、例をあげたらキリがありませんが、、
感覚(感情)というものは、単独で発生したり、動くものではないのだなと改めて思います。
そういう視点で、自分や人様の「感覚や感情」を読み解いていくと、何かが見えてくるかもしれませんね。
とりあえず、
「今日は相手がなんだか自分に対して厳しいなあ」と思ったら、「自分が悪いのか?」とすぐ直接的に考えずに、
まずは、相手のイスを柔らかくしたり、相手の飲むものを温かいものにしてみるのを考えてみるのもいいかもしれません。^^
実際、物事(現象)の理由や原因は1対1という単純なものではないことが多いです。(1対複数?複数 対 複数?)
広く派生的に物事を見ていきましょう。
ではでは
硬いイスに座っている自分、ソファーなどの柔らかいイスに座っている自分、それらをイメージするだけでも、イスによって自分の感覚が変わるのはなんとなくわかりますよね。