データで見れば、日本人は集団主義ではない。誤ったステレオタイプはなくしていこう

【日本人こそ「日本のこと」を知らない⋯じつは「日本人は集団主義ではなかった」という意外な事実】
https://gendai.media/articles/-/116011

 

・同調行動の実験が8回行った結果、アメリカ人の同調率の平均は25%だった

・同様に日本人でも、この実験を行うと、日本人の同調率も平均25%だった

・日本人をアメリカ人と比較した研究は、こうした同調行動の実験をはじめとして、調査研究も含めると、全部で43件見つかった

・「常識」に反して、「日本人とアメリカ人のあいだには差がなかった」という研究がいちばん多くて24件。「常識」とは逆に、「アメリカ人のほうが集団主義」という研究が、なんと13件もあった。「常識」どおり、「日本人のほうが集団主義」という研究は6件しかなかった

科学的な方法で比較をしてみると、日本人は特に集団主義的ではないということなのである

 

以上、記事引用参考

 

 



 

もう日本人は集団主義というステレオタイプはなくしましょう

 

日本人は集団主義で同調しやすいというイメージがあると思いますが、データ的に見るとそんなことはないというお話です。

 

日本人は集団主義なんかじゃないというような、データを元にした記事は、以下のように他にもあります。

 

【日本は同調圧力が凄い」というのは本当なのか?】
https://gendai.media/articles/-/116011https://gendai.media/articles/-/85805?imp=0

 

「同調圧力がすごい」という批判的な意見がよく聞こえてくるのは、日本人が逆に同調圧力を嫌っている証拠だからでは?

・「日本人は集団主義的」というイメージ(信念)は、明治時代に日本を訪れた、多くのアメリカ人による評価や感想、第二次世界大戦後の多くのアメリカ人の著作本によって作り出された

 

 

【日本人は「みんなと一緒が好き」という大誤解】
https://toyokeizai.net/articles/-/422892

 

調査によれば、9割の人が「日本人は集団主義だ」と回答し、5割の人が「自分は個人主義だ」と回答。

日本人は、みんなと一緒かどうかが重要なのではなく、自分の行動が他人の目にどう映るかを気にするわけです。他人の目とは評価であり、自分の損得に直結。

・集団行動・同調行動の正体とは、「みんなと一緒に行動したい」というより「自分ひとりだけ異質な存在とみなされると、自分にとって得にならない」という考えに基づくもの

 

 

以上、記事の引用ばかりになってしまいましたが、

世界と比較して、日本が特別に集団主義であるということはないのは明らかです。

 

日本人は集団主義、同調行動しがち、というステレオタイプはもはや時代遅れなのではないでしょうか。(未だに、このステレオタイプ前提で議論する人が多いのが残念です)

 

変な思い込みは、思考も行動も縛りつける可能性もあります。それは個人レベルでも、組織、国家レベルでも言えることでしょう。

 

一度、この辺のことをフラットにして、多くのことを再構築する必要があるのではないでしょうか。

 

ではでは

 

念のため言っておきますが、集団主義、同調行動が悪いと言っているわけではありません。ある程度の集団性、同調性は必要ですからね。誤った思い込み、ステレオタイプは良くないという話です。

 

 

 

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