最新のAI音声ソフト。人間の声と変わらないクオリティ。人間とAI、今後の表現やクリエイティビティについて
【声優並に超リアルな演技ができるボイスロイドが登場しつつある】
https://nazology.net/archives/104841
・英国Sonantic社はバレンタインデーにあわせて、AI音声技術で作られたリアルな音声作品を公開
・同社が開発した音声技術は、セリフの間の呼吸音やため息などを自在に組み込むことが可能であり、機械音声にありがちな単語の終わりの違和感が存在しない
・さらに打ち込んだセリフに対して「怒り」「恐れ」「幸福」「悲しみ」など複数の演出設定が可能であり、単調な読み上げソフトとは異なる、感情的な声の演出が可能
・新たに開発された音声ソフトは、AI技術を用いることで、これまでの読み上げソフトが苦手としてきた自然な単語の連結を可能としている
・さらにスピーチの抑揚、速度、音量の調節はもちろん「呼吸音」「溜息」「笑い声」など非言語的な表現を、単語と単語の間に自由に挟み込むことで、泣きながら言葉をつづる女の声、怒りながら罵声を浴びせる野太い男の声、怯える少女の声など、既存の読み上げソフトに不足している感情表現が可能になった
・Sonantic社は開発されたAI音声ソフトを用いることで、フルボイスのゲーム開発や映画作成を、極めて安価かつ少人数で作成可能になると述べている
以上、記事引用参考。
表現やクリエイティビティにおいても、人間とAIの境界線がどんどんなくなっていく
実際の動画をどうぞ。本物の人間の声にしか聞こえません。
AIによる音声がものすごい進化をしていることは知っていましたが、実際の音声を聞いて、このレベルまできたか!と改めてびっくりしました。
AIなどのテクノロジーの発展により、人間の生活はどんどん便利になり、人間の代わりに機械がたくさんのことをしてくれるようになりました。
たとえば、計算機ができたことで、今では、人間自身が膨大な計算式を解くことはありません。洗濯機ができたことで、人間が洗濯板で洗濯をすることはなくなりました。
「AIが人間の仕事を奪う」というようなAI脅威論がありますが、
実際、遠くない未来に、事務職や運転手など多くの仕事は、AIによるシステム化、自動運転などに置き換わるでしょう。
このような、AIが人間の仕事をどんどん奪う中でも、クリエイティビティ(創造性)やオリジナリティ(独創性)というカテゴリーにおいては、AIに奪われることはないと私は思っていました、、が、、
そのカテゴリーも奪われかねないと思わせる今回の動画です。
AI声優が人間の声優にとってかわる可能性があるのはもちろん、
いずれ、
AI歌手が人間の歌手にとってかわる可能性もありあえますよね。
ただ、上のAI音声ソフトを使うのも人間なわけですから、それは人間の表現であり、人間のクリエティビティとも言えるのかもしれません。
改めて、思うのは、
AIなどのテクノロジーはいったいどこまで、人間の代わりをしてくれるのか
そして、
AIテクノロジーを駆使した表現やクリエイティビティは、どこからどこを「人間の表現」「人間のクリエイティビティ」と呼ぶべきなのか。
線引きが難しくなっていきそうです。
注目していきましょう。
ではでは
人間とAI(テクノロジーや機械)の境界線はどんどんなくなっていくのかもしれませんね。