写真やイラストをリアルに歌わせたり、しゃべらせたりするAIシステム「EMO」

【写真やイラストをリアルに歌わせたりしゃべらせたりできるAIシステム「EMO」が登場】
https://gigazine.net/news/20240301-emote-portrait-alive/

 

・中国のテクノロジー企業・Alibabaのインテリジェント・コンピューティング研究所のチームが、写真や画像をアニメ化してリアルに話したり歌を歌ったりしているように動く映像を生成できるAIシステム「Emote Portrait Alive(EMO)」を発表

・「EMO」は、入力したオーディオトラックに一致するように、滑らかで表現力豊かな表情と頭の動きを生成することができる

・EMOは、3Dの顔モデルや輪郭の合成に依存して顔の動きを模倣していた従来の方法とは異なり、入力された音声から直接映像を生成。これにより、歌唱や発話に伴う微妙な動きや固有の癖を捉えて自然な映像を出力することができるようになった

・この技術が誤情報の拡散やなりすましに悪用されるような問題に対応するため、研究者らは合成映像を検出する方法を検討する予定

 

 

 

以上、記事引用参考

 

 

 



 

 

組み合わせ力、プロデュース力が大事な時代へ

 

こういう技術は前からありますが、「音声から直接映像を生成」という点で、これまでと違い、クオリティもすごいことになっています。

 

 

おしゃべりも、歌声もかなり自然な感じがします。

 

もちろん、悪用の心配もありますが、

静止画から、ここまでのものを作り出せるのであれば、今後、アニメーション制作とってとても有効なツールになるのではないでしょうか。(アニメーション現場は作業が過酷そうですからねえ)

 

今後は、静止画の写真やキャラクターをしゃべらせる、歌わせるだけでなく、体なども好きなように動かせるようになるのでしょう。

 

そうしたら、自分が作成したキャラクターなどを簡単にアニメーションにすることも可能な時代もいずれくるのかもしれません。

 

【音楽の作り方が決定的に変わる。架空のロックバンドのコンセプトアルバムを丸ごとAIで作れてしまいました】
https://www.techno-edge.net/article/2024/02/27/2872.html

 

先日、X(ツイッター)でも紹介したのですが、

 

アルバムの曲やアルバムジャケット、メンバーさえも、すべてAIで作り出したという話です。

 

いずれ、こういう時代になるだろうとは思っていましたが、既に、その時代に突入しているようです。

 

0から1を作り出すクリエティブはもちろん重要ではありますが、

今後は、

既にあるものを拡張したり、組み合わせて、作り出すクリエイティブがメインになってくるのかもしれません。

 

DJ力(組み合わせ力)やプロデュース力が重要です。

 

そんな力を磨いていきましょう、鍛えていきましょう。(クリエイティブ業界に携わっていくなら、なおさら)

 

ではでは

 

 

既存の曲を参考にして作曲することが多々ありますが、それはAI作曲がやっていることと大差ないのかなと思ったりすることがあります。人間の、そしてAIのクリエティビティとはなんだろうかと考えさせられます。

 

 

 

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