食品会社の41%が赤いロゴ。色が与える効果や印象について。
【業界の約41%が採用!有名チェーンのロゴに「赤色」が使われる理由】
https://www.cosmopolitan.com/jp/trends/trend-news/a44470788/fast-food-red-branding/
・食品業界全体のうち約41%の企業やブランドが、赤色やピンク色をブランドカラーとして採用していることが明らかに
・赤色は人を元気にし、行動に駆り立てる色として知られている
・脳科学の視点から消費者行動を分析する専門家は、赤色が使われる理由を次のように説明。「赤のような色の波長が長いカラーは、見た人を興奮させ、行動に駆り立てるような刺激を与えます。また、人々は赤色を認識することによって、食欲や心拍数、血圧が上昇し、活発にきびきびと動けるようになったり、衝動的に食べる量が増えたりすることもあります」
・一方で、調査によると、輝かしい成功をおさめた企業のうち31%の企業が、FacebookやTwitterのように、ブランドのロゴに青色を使用していることが判明(2位は赤色で24%)
・最も不人気だったのは紫色で、成功したと言われる企業のうち、ブランドカラーに紫色を使用しているのはわずか2%の企業
以上、記事引用参考
色が与える効果や印象について
食品業界全体の41%が赤色のロゴを使用しているそうです。おもしろい。
マクドナルドやケッタキーフライドチキンなど、大手ファストチェーンはたしかに赤色ばかりです。
上にも書いてあるように、赤は、人を元気にし、結果的に食べる量を増やす、というような心理的効果があります。こういう効果を狙って、企業は赤色をロゴにしたのかもしれません。
ただ、私なりに思う、もう一つのポイントがあります。
発光する赤色は目立つ(赤い光の波長は遠くまで届く)
とてもシンプルですが、これも重要な要素だと思います。信号機の赤色が人の注意を引くのと同様に、やはり、発光する赤色看板も、遠くからでも目立ち、目がいってしまいます。
道路上に多くの店舗を配置する大型ファストフードチェーンにとって、この効果も大事なポイントだと思います。
ちなみに、「発光する赤色」とわざわざ書いたのには理由があります。
発光していない赤色は、逆に暗闇に溶けて見えなくなる性質があるからです。(映画館などの劇場の座席に赤色が多いのはそのためです)
発光する、しないで、こんなにも色の効果が変わってしまうなんて、本当に色っておもしろいですね。
先日、ap bank fesに友達と行ってきたのですが、その時、友達が黄色のスマホケース、黄色のTシャツを着ていているのを見て初めて、その友達が黄色好きというのを知りました。そういえば、緑好きの私もスマホケースは緑色です。スマホケースに自分の好きな色って出ちゃうのかな?^^
【色彩心理学、人の五感に作用する色効果とデザイン、色彩学】
https://321web.link/color-psychology/
黄色の与える印象は、愉快、元気、軽快、希望、賑やか、無邪気、カジュアル、です。
もしかしたら、黄色好きの友人は、こういうのが好きで求めているのかもしれません。
でも、まわりの人からは、違う色のイメージを持たれている可能性もあります。
「自分が好き」と「他者が抱く自分のイメージは」は必ずしも一致するわけではありませんからね。
「自分はどんな色のイメージ?」と周りの人に聞いてみたり、自分の周りの人たちを色でイメージしてみるのもおもしろいかもしれません。色彩学的な視点で、今までとは違うイメージが見えてくるかもしれません。
ちなみに、
緑色が与える印象は、新鮮、リラックス、安らぎ、調和、安定、若さ、健康、だそうです。
たしかに、緑好きの私は、安らぎや調和、健康を求めているところがあるかもしれません。でも、私の周りの人は、私を緑色の印象を抱いているかどうかは不明です。実際、どうでしょうか?
以上、色っておもしろいなあと思いながら、色について思ったことを書いてみました。
今後、友人のスマホケースの色に注目してみようっと。^^
ではでは
【リリースのお知らせ】
YUKIさんの限定アナログ盤とライブDVD、本日リリースです。シングル「鳴り響く限り」など、私が作曲した曲たちも収録されています。よろしくお願いいたします。
企業ロゴの色の話を個人に置き換えて考えると、それはつまり、常に固定して、相手に見せ続ける色なわけですから、名刺、ホームページ、SNSのトップページ、スマホケース、などが、自分の色のイメージを作り上げる要素になるのかもしれませんね。