自分の都合のいい選択を相手に選ばせるテクニック。選ばせる力、選ぶ力。

【「自分に都合のいい回答」を相手に選ばせるテクニック】
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00461/020700156/

 

1、自分にとって都合のよい選択肢を作る

2、選択肢は3個程度に絞る

3、最も選んでもらいたい選択肢を真ん中にする

 

・「松は1万2000円、竹は8000円、梅は6000円です。いずれのコースになさいますか?」このよう選択肢の場合、竹のコースが最もよく選ばれることが多くの学術研究で分かっている

・「掃除と洗濯と食器洗いの中だったら、どれが今できそう?「家事を手伝うか、どうか」という選択ではなく、何かしらの家事を手伝うことが前提で伝える。「一番時間がかからずにすぐに終わるのは食器洗いかな。逆に、掃除だと少し時間がかかっちゃうかも」相手はすぐにでも家事を終えてしまいたいのなら、「時間」を判断基準として説明に入れていくことで、聞き手は自分が望む選択肢を選びやすくする

人が自信を持って選べる選択肢の数は4~6個まで。選択肢の数は3個程度にすることが望ましい

・なお、選択肢を3段階にできない場合例えば赤・青・黄の色みのようなどれも聞き手にとっては同列、かつ、違いがはっきり分かってしまう場合、あなたが最も選んでもらいたい選択肢は最後に提示するようにする(人は最後に提示されたものが最も頭に残りやすい性質を持つ「新近効果」)

 

 

 

以上、記事引用参考

 

 

 



 

 

相手基準、自分基準、選ばせる力、選ぶ力

 

松竹梅の話を読んで、たしかに、竹を選びやすくなるかもしれないと思いました。

せっかく、お寿司を食べにきたのに、一番安いのは、、でも、一番高いのは、、という心理になりそう。^^

 

松竹梅の話から、「お店のワインメニューの一番安いワインは頼んではダメ」「二番目のワインを選ぶのが賢い」という話をどこかで聞いたのを思い出しました。

 

改めて、そのへんをリサーチしてみたところ、、

 

【メニューで2番目に安いワインは、結局悪い選択ではない、との研究結果】
https://www.thedrinksbusiness.com/ja/2023/02/second-cheapest-wine-on-the-menu-isnt-a-bad-choice

「レストランに行ったとき、倹約家だと思われたくなくて、メニューの中で2番目に安いワインを選ぶ。問題なのは、もちろんレストランもそれを承知していることで、このようなボトルのマークアップ(原価に付加した金額)は一般的に最も高くなるという理屈だ。しかし、アメリカワイン経済学会が行った最近の研究では、最も安いボトルと最も高いボトルのマージンが最も低いことが判明。最も安いものから、ワインが高価になるにつれてマークアップは徐々に上がり、リストの中央付近でピークを迎える。そして、最も高価なボトルに到達するにつれて、マークアップは下降線をたどる。メニューの真ん中まで山を登り、一番高いボトルに到達するために反対側に下りる」

 

引用が長くなってしまいましたが、へえ、なるほどって思いました。

 

【リストにある一番やすいワインを注文するのが、実はよい考えな理由】
https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/gourmet/a59872/lda-why-you-

 

ふむふむ、ここでも、一番安いワインを選ぶことは価値があるというようなことが書いてあります。

ワインの場合は松竹梅の三択ではありませんが、上の研究によれば、真ん中のランクを選ぶと一番コスパは悪いみたいですね。^^;

 

松竹梅の話も、ワインの話も、

選択肢を用意する側(お店側)は、一生懸命、選ばせたい選択を用意しつつ、選択肢を用意しています。

選ぶ側の私たち(消費者)も、上記のことを無知のまま選ばずに、少しは知識を持って選んでいきたいですね。

 

あと、大事なのは、

相手の土俵(基準)で選ぶのか、自分の土俵(基準)で選ぶのか。

 

たとえば、お寿司を食べにいく際、予算はこれくらい、食べたいネタはあれとこれ、みたいに、ある程度の希望や想定をしていけば、相手基準ではなく、自分基準で選べると思います。

 

結構、生活の中で、相手基準で選ばされていることが多いと思います。

あなたは大丈夫でしょうか?

 

上記のことを意識し(知識を持ち)つつ、自分基準で選んでいけば、選択ミスも少なくなるかもしれません。

 

ではでは

 

 

選ばせる側、選ぶ側、どちらに立っても、うまくやっていきたいですね

 

 

 

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