数値はウソをつかないが、グラフによって印象が変わる。特に円グラフには要注意。
【統計学者や数学が得意な人ほど「円グラフの使用は避ける」その理由とは?】
https://nazology.net/archives/143067
・統計学者や専門家、数学が得意な人の多くは円グラフを避ける
・多くの統計学者は円グラフを使用しないよう推奨している
・円グラフは、「カテゴリが3つ以上になると正確に判断しにくい」(「人間の目は、角度や面積を測るのが得意ではない」)
・円グラフは、それぞれの領域を「異なる色で分ける」場合がほとんどのため、カテゴリが多ければ多いほど、人々の目を惑わすようになる。人と色の見え方が異なり、色の判別が難しい「色覚異常」を抱える人にとっては一層問題となる
・「円グラフのデメリットをさらに悪化させるもの」、それは「3次元円グラフ」。「正確な割合を表現できない」という大きな問題がある
・円グラフが唯一、輝くのは、「2つのカテゴリを比較する場合」。カテゴリが2つしかないため、比較的僅差でも違いが分かりやすい。
・このように、円グラフが輝くケースはかなり限定的
円グラフを目にしたら要注意
テレビなどでよく目にする円グラフ。上述のように、たしかに、円グラフは正確に数値を読み取りにくいですし、比較もしにくいです。
そんなデメリット特性のある円グラフを目にしたら、いろいろ考えちゃいますね。
円グラフを使用する側が円グラフのデメリット特性を知らないのか、
円グラフのデメリット特性を知った上であえて使用しているのか、
などなど。
でも、テレビなどのプロ集団が円グラフのデメリット特性を知らないはずがないので、使っている場面を目にすると、変な想像をしてしまいますね。^^;
本当、数値はウソをついていないのに、グラフの出し方で印象はとても変わります。
円グラフ以外にも例はたくさんあります。↓
【日本人を印象操作するヤバいグラフを見抜く方法】
https://toyokeizai.net/articles/-/720886
記事を読んでもらえればわかりますが、「こんな感じのグラフ、よく目にするかもなあ」と感じると思います。
数値はウソをついてない、グラフもウソをついているわけでもない、なのに与える印象は??というケースって結構あります。
テレビ、新聞、ネット、本、看板などなど、いろんなところでグラフが使用されています。
普段の生活で、上述のことを意識しながら、グラフを見るといいかもしれません。
時には、「おお、このグラフ、やっちまってるなあ(印象操作しようとしてるなあ)^^」と気付くこともあるかもしれません。
ではでは
本当、円グラフってどれがどれだけ大きいのかわかりにくいですよね。これを使用する人は意地悪だなとさえ思ってしまいます。^^;