<心理学>人間は何かを改善しようとする時、引き算を好まず、足し算しがち。
【心理学:人間は、引くことによる改善を好まない】
http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/13649
・人間が物や考え、状況の改善を求められた時、その要素の一部を引くのではなく、新しい要素を足す傾向がある
・新たな要素を加えて問題を解決する方法が採用されるが、特定の要素を除去する方法は、たとえ優れた代替案であっても検討されない可能性
・被験者は、新しい要素を足す解決策を好む傾向が見られ、既存の要素を減らす解決策は、たとえ単純でより良いものであっても、日常的に見過ごされることが分かった
・このことが、人々が過密スケジュール、画一的な官僚的形式主義、地球に悪影響を及ぼす事象などの問題の緩和に苦労している理由の1つになっていると、学者は結論付けている
以上、記事引用、参考
人間は足し算しがちで、引き算が苦手。
人間は、何かを改善しようとする時(問題を解決しようとする時)、要素を引くのではなく、新しい要素を足す傾向があるようです。
これ、いろんなケースを想像すると、なんかわかるような気がしませんか?
今までやってきたことをやめることって、ある意味、今までの自分を否定する(間違っていたと認める)感じもありますもんね。
そういう意味でも、私たちは心的に楽な選択肢である、足し算をしがちなのかもしれません。(自己否定せずに進めるから)
たとえば、単純な例で考えてみると、
健康のためにお酒をやめる
健康のためにタバコをやめる
よりも、
健康のためにお酒はやめないけど、健康サプリ(食材)を摂るようにしてみる
健康のためにタバコはやめないけど、〃
、、みたいに、なりがちではないでしょうか^^;
改めて、
改善策として引き算を選択することって難しいんだなと思います。
意識的に引き算(の改善策)をできるようにしていきたいですね。
ではでは
一日で使える時間は24時間だし、手の数だって無数じゃありません。そもそも、こうした制限がある中でひたすら足していくこと自体、無謀なのかもしれません。