集中状態には4つの種類がある(脳科学)
【斬新なアイディアが浮かぶ!脳科学から見る「4つの集中状態」/応用神経科学者・青砥瑞人】
https://news.mynavi.jp/article/20210514-1886048/
・人間には4つの集中状態がある
1.入門:「外側」に「狭く」向ける集中
一般的に集中といわれる状態。例:勉強のために参考書をじっくり読む
2.記銘:「内側」に「狭く」向ける集中
情報を覚え込むこと、内側に情報を強固に記憶していく
3.俯瞰:「外側」に「広く」向ける集中
広く集中する状態。例:スポーツで、ボールだけでなく、プレイヤーがどこでどう動いているか全体を見る
4.自在:「内側」に「広く」向ける集中
なにものにもとらわれずに脳の中の情報が勝手に発露すること、「ひらめき」
以上、記事引用、参考
普段使っている集中、使っていない集中
4種類の集中。おもしろい話です。
自分はどちらかというと、
4.自在:「内側」に「広く」向ける集中 、
を作曲活動の中で、多く行っているかもしれませんね。
私の自論で、「なんでも筋肉論」という考え方があります。(使わない機能はどんどん衰える、使えば高まる、という考え方)
最近、著名人の名前が思い出せなかったりすることが多いのですが、
それは、作曲というヒラメキの筋肉は使ってばかりで、他の脳の筋肉を使っていなくて、
記憶を掘り起こす、思い出す、という筋肉が衰えているのかもしれません。^^;
4つの集中という視点で考えても、
自在の集中ばかりで、他の3つ、入門、記銘、俯瞰の集中は疎かになっているかもしれないと改めて思いました。
(筋肉論でいえば、入門、記銘、俯瞰の集中の筋肉が衰えている?)
だから、今後は、入門、記銘、俯瞰の集中を意識的に行なっていこうと思います。
そもそも、アウトプットばかりでは、いいものも作れませんよね。「インプットがあるからこそのアウトプット」これは、他のアーティストたちもよく言っていることです。
みなさまは普段、どんな集中をされてますでしょうか?
集中の「内」「外」「狭い」「広い」
集中のおもしろい捉え方ですよね。
こういう視点で、自分の集中を見つめるのもおもしろいかもしれません。
ではでは
ちなみに、集中力の持続時間の限界は90分、30分、15分など諸説ありますが、私の体験上、集中力が深ければ、長くは続けられないし、浅ければ、長く続けられると思っています。私の場合、本気の集中だと、休み休みで3、4時間が限界です。長い時間ダラダラやっている人を見ると、どれだけ集中しているのかなと懐疑的に見てしまいますね。^^;