女性の涙は男性の攻撃性を減少させることが判明。女性の涙も使いよう。
【女性の涙のにおいをかぐと男性の攻撃性が減少することが判明、人が大人になっても泣くのは「役に立つから」と研究者】
https://gigazine.net/news/20231222-sniffing-women-aggressive-behavior-men/
・新しい研究により、女性の涙には男性の攻撃的な行動を抑制する作用があることが確かめられた
・げっ歯類を用いた過去の研究では、メスの涙がオスの攻撃性を抑制することが判明していたが、「ケモシグナル」と呼ばれるこのような化学物質の作用が人間にも当てはめられるのかは不明だった
・女性の感情的(悲しい時)な涙の臭いを嗅いだ男性は、仕返しを目的とした攻撃的な行動が約44%も減少することが判明
・相手から挑発された男性は攻撃性に関連する2つの脳領域、つまり島皮質の前部と前頭前皮質が活性化したが、女性の涙の臭いをかいだ場合はあまり活性化しないことが確かめられた
・「人が赤ちゃんの時だけでなく大人になってからも泣き続けるという事実は、涙を流すことが『生涯を通じて役に立つ行動』であることを示しているのではないでしょうか」と研究者は話す
以上、記事引用参考
女性の涙は男性の攻撃性も興奮度も下げる。女性の涙も使いよう
上の記事を読んで、すぐに過去に書いたブログを思い出しました。
【女の涙と男の涙の欲情論】
https://amimako.com/science-women-tears-men-lust/
・セクシーなシーンを男性に見せて興奮度を測る実験を行ったところ。女性の涙の香りを嗅がせた男性は、嗅いでない男性に比べて、興奮度が低かったとのこと。つまり、女性の涙の香りは男性をその気にさせない
・アメリカの研究(ラット実験)によれば、男性(オス)の涙にはフェロモンが含まれていて、女性(メス)を惹き付けたり、性欲を向上させたりする効果があるそうです。(女の涙とは逆)
この過去のブログの情報と合わせて考えると、
女性の涙の香りは男性の興奮度も攻撃性も下げる効果があるようです。
これを踏まえると、女性の涙は、男性に対して、場面によって、プラスにもマイナスにも働きそうですよね。(自分に興奮させたいならマイナス効果だけど、喧嘩の時、男性の攻撃性を下げたい時にはプラス効果かも)
ただ、注意したいポイントは、ここで話している涙とは悲しい時の涙です。
【悲しみの涙は甘い!?涙の成分によって味が変わるの知ってる?】
https://macaro-ni.jp/35115
ご存知の方もいると思いますが、涙の成分は、感情によって変わります。
悲しい時、嬉しい時の涙は甘め。
怒っている時、悔しい時の涙は塩辛い。
成分が同じ=香りも同じ、と仮定するなら、
悲しい涙だけでなく、うれし涙でも、上記の様な効果が出る可能性はありますね。
そして、
怒っている時、悔しい時の涙の香りでは、どういう効果が出るのでしょうか。気になります。そして、男性の涙の効果も知りたいですね。
以上、涙、涙の香りについて、少し深堀ってみました。
あなたは最近、涙を流しましたか?誰かの涙を目にしましたか?
涙の香りを嗅ぎましたか?
そもそも、涙の香りを嗅げる距離って、結構な至近距離よね。^^
ではでは
「悲しみ」と「怒り」って、深いところでつながっているんじゃないかと私は思っていたので、悲しい涙と怒りの涙の成分が違うというのが、個人的に興味深かったです。