法案により、カナダのfacebookではニュースが非表示へ。ニュースって誰のもの??
【Meta、カナダでニュースの表示を終了へ–対価の支払いを求める法案可決で】
https://japan.cnet.com/article/35205618/
・Meta Platformsは米国時間6月22日、カナダの全ユーザーに対して「Facebook」と「Instagram」でニュースの表示を終了すると発表
・MetaやGoogleに対し、ニュースの使用料を報道機関に支払うよう義務づける「オンラインニュース法」(Bill C-18)が同日、カナダ議会で可決されたことを受けたもの
・Metaは5月、この法律が可決された場合、ニュースパブリッシャーや放送局など報道機関のコンテンツの表示を終了せざるを得なくなると警告していた
・この法律に基づき、GoogleとMetaはカナダのニュース放送局やラジオ局などの報道機関と交渉し、FacebookのフィードやGoogleの検索結果に表示されるニュースの使用料を決定しなければならなくなる
以上、記事引用参考
そもそも、ニュースは誰のもの??
私たちは普段、いろんな媒体からたくさんのニュースを目にします。
FacebookやGoogleもそのひとつだと思いますが、
カナダでは「サービス内でニュースを引用する場合、ニュースの使用料を報道機関にしっかり払いなさい」という法律ができたようで、今後、カナダのFacebookやInstagramではニュースを表示しないようです。
結構、前から、Googleニュースが、いろんな報道機関から、「ニュースを引用するなら、使用料を払え!」と世界中の報道機関から訴えられていたのは有名ですが、Facebookも同じ流れということですね。(調べると、Googleは未だに、世界中の報道機関から訴えられているみたい)
たしかに、自分のコンテンツを勝手に使われたら文句も言いたくもなりますよね。
自分が作った音楽を無料で勝手に使われ放題になっていたら、私も文句を言いたくなるかもしれません。
ニュースコンテンツも同様だと思うのですが、
そもそも、ニュースって誰のものだ?私、純粋にそんな疑問を抱いてしまいました。^^
たとえば、
音楽は音楽を作った人のもの。
でも、
ニュースは作るものではなく、発生するものですよね?
自分で取材をして、まとめたもの、つまり、ニュースコンテンツを作った場合、ニュースコンテンツを作った人のものと考えれば、まあ、わかるような気がします。
作られたものを享受した人が、それに対して支払いをし、作ったものが、その報酬を受ける。
これは当然のことだと思います。
たとえば、
日本のテレビでは、どこのチャンネルでも同様なニュースを扱っていますが、この場合、大元のニュースコンテンツ作りをしているところに、使用料を支払っているということになるのでしょうかねえ?^^
そうそう、
昨晩、ロシアでクーデターまがいの事件が起きました。
私はとても驚き、自分なりに情報を集めようとしました。
日本のテレビ(マスコミ)では、リアルタイムの情報が回ってこず、
結局、ロシア情勢専門家のツイッターで、最新の情報を得ることができました。(日本の大手マスコミは、半日遅れて報道という感じ?)
このような、リアルタイムの最新情報は、とても価値のあるニュースだと思いますが、この場合、誰が支払い、誰が報酬を得ているのでしょうね。
世の中には、Yahooニュース、LINEニュースなど、数え切ればいほど、ニュースを扱うサービスやサイトがありますが、
ニュースとは、誰が報酬を得るべき作り手で、誰が支払いをするべきなのか、上記のように、いろいろ考えると、よくわからなくなってしまいました。
本当、ニュースって誰のものなんでしょうね。
以上、時事ニュースと交えて、長々と雑感、失礼しました。
ではでは
同じニュースでも、独自の考察が入ると、それもまた、立派なニュースコンテンツになると思います。でも、その場合、考察した人が報酬を得る?大元のニュースを持ってきた人が報酬を得る?二重構造?中間マージン?ニュースという存在っておもしろいですね。