寝不足も寝過ぎもダメ。最新の研究からわかる睡眠リスク。

【寝すぎもダメ?9時間以上の睡眠は脳にダメージを与えると判明】
https://nazology.net/archives/144340

 

・米イェール大学医学大学院(YSM)は、40〜60代の約4万人を調査した研究で、最適でない睡眠時間をとっている人は後年になって脳卒中や認知症の発症リスクが高まっていることを発見

・ここでいう”最適でない睡眠時間”は、1晩7時間未満または9時間以上と定義されている

・チームは、短すぎるor長すぎる睡眠を取っていた被験者は、脳卒中および認知症の予兆として認識されている無症状の脳損傷(silent brain injury)を起こしている状態にあると説明

 

 

以上、記事引用参考

 

 

 



 

 

睡眠時間の重要性

 

睡眠の障害というと、私たち(日本人)は睡眠不足をすぐに思い浮かべてしまいますが、どうやら寝過ぎもよくないようです。

 

7時間未満は寝不足による脳疾患のリスクが高まる

9時間以上は寝過ぎによる脳疾患のリスクが高まる

 

被験者はイギリス人ではありますが、私たち日本人にも適用されるような気がします。

 

実際、私は7時間半から8時間の睡眠を毎日とるようにしていて快調です。(これから認知症になるかどうかはまだわかりませんが)

 

【日本人の平均睡眠5時間52分 世界的に”最短”】
https://times.abema.tv/articles/-/10112780?page=1

 

近頃、よく話に聞く睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」。

眠ることでポケモンの寝顔を集めるゲームで、眠ることを楽しくする効果が期待されているものです。

世界中で使用されているこのゲームの調査結果によれば、主要7カ国で、日本人の平均睡眠時間は最短の5時間52分です。(他の6カ国はすべて6時間台)

 

上の研究は昼寝の分も加味した研究結果ですが、ポケモンスリープの調査結果は昼寝の分はどうなのかが気になるところです。それにしても5時間台は短いですよねえ。

 

上の研究の脳疾患リスクのことを考えると、

睡眠時間の短い、睡眠不足の日本(日本人たち)は将来、脳疾患患者だらけの国になっているかもしれません。。

 

生産人口の減少が加速していく日本は、中高年以上の人たちの頑張りが今後、重要になってくるのに、睡眠不足による、このリスクはかなりの不安要素ですね。(今は笑える想像ですが、結構、まじめに怖い話かも)

 

現状の生産効率を上げるためにも、

将来の中高年以上の生産効率を上げるためにも、

国として、睡眠対策を何か打った方がいいかもしれません。

 

私はそんなふうに大袈裟に考えるのでした。

 

もちろん、上のデータは統計なので、

個人個人、適正な睡眠時間は違います。

 

自分にとっての適正な睡眠時間を知り、そして、しっかりと睡眠を確保していくことがとても大事です。

 

人生のおよそ1/3、1/4のことですから、もっともっと睡眠を重要視していきましょう。

 

ではでは

 

<2024.02.15、追記>

【「長く寝る人ほど、早死にする」祖父・父・息子の3代で90年以上続けてきた睡眠研究が証明】
https://president.jp/articles/-/78483?page=1

データを分析すると、睡眠時間が短いほど、平均寿命が伸びるようです。(日本人の平均寿命が長いのはそのため?)

睡眠、奥が深いですねえ。

 

徹夜続きの手塚治虫・石ノ森章太郎両氏に対し水木しげるが「自分はどんなに忙しくても十時間は寝ています」「睡眠をバカにしちゃあいけませんョ」「眠っている時間分だけ長生きするんです 幸せなんかも“睡眠力”から湧いてくる」と伝えたエピソードは印象的です。その後、手塚氏と石ノ森氏は60歳で他界。水木氏は93歳の長寿を全うしました。このエピソードから考えると、寝不足よりはまだ寝過ぎの方がいいのかもしれません。笑

 

 

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