環境が、いや、空間が人を作る。最新の空間研究から見えてくるもの。

【葉っぱだらけの空間で「気持ちよさ」を研究?】
https://toyotatimes.jp/series/beyondmobility/002.html

 

・人を心地よくする「自然の力」を、日々の暮らしに取り入れWell-beingにつなげようとする空間研究。トヨタグループの研究機関である㈱豊田中央研究所と共同で進めている

小さく丸い葉は「癒される」と感じ、大きく広い葉は「活力がアップする」と感じる傾向がある

細く長い葉は「集中力がアップする」と感じる傾向がある

人は呼吸により、1日に約10000リットル以上の空気を体内に取り込んでいる

・人は、腸内には100兆個、皮膚には1兆個など多くの微生物と共生している

・急激な都市化により自然との接触が減ったことで、この共生関係が崩れ、アレルギー性疾患などの様々な病気の原因になっている可能性が示唆されている。(無菌ではなく)自然の多様な微生物がいる空気を身体に取り込むことが、人と微生物の共生関係に重要な働きをしているのではないかと推測

・調査によって、「(近ごろ流行りの)無菌より、多様な菌と共生するほうが健康にいいかもしれない」という驚きの可能性を示した

 

 

以上、記事引用参考

 

 



 

環境、いや、空間が人を作る?

 

トヨタグループによる、空間の研究、とても興味深いです。

 

空間と植物ということで、

 

こういう小さく丸い葉は「癒される」と感じるようです。シダ植物のようなものかな?

 

こういう大きく広い葉は「活力がアップする」と感じるようです。

 

こういう細く長い葉は「集中力がアップする」と感じるようです。

 

記事内から拝借

 

 

おもしろいですね。自分もいくつか観葉植物を育ててますが、こういう視点で植物を集めたり、部屋を飾るのもいいかもしれませんね。

 

そして、空間と空気(空気の中の菌)ということで、

空気(菌)と人間の健康状態の相関関係を調べていったら、「(近ごろ流行りの)無菌より、多様な菌と共生するほうが健康にいいかもしれない」という驚きの可能性を示したということです。

 

驚きの可能性と言ってますが、

 

【科学的根拠のない空間除菌「クレベリン」が売れてしまうことを懸念。そもそも人間は菌やウイルスだらけ】
https://amimako.com/science-health-cleverin-virus-bacteria-study/

 

前にこんなブログを書いている私なので、私はそんなに驚きませんでした。むしろ、そりゃあそうでしょうという感じ。(ちなみに、クレベリンは、裁判で負けたのに、まだ売っているようですね。。)

 

この時のブログでも書いてますが、

 

世の中は、除菌だ!無菌だ!と言い過ぎだし、こだわり過ぎだと、私は思っています。

おそらく、無菌にこだわる人たちは、自分の体が無数の菌やウイルスで構成されている、という自覚がないのでしょう。

 

もちろん、菌だらけもまずいですが、無菌もまずいということです。どのレベルに線引きをするかが大事ですよね。

 

改めて、

 

環境が人を作るとはよく言いますが、

 

環境=空間が人を作るとも言えるのかもしれません。

 

どんな植物(インテリア)を自分の空間に置くのかは結構、大事なのかもしれません。(観葉植物が空気をきれいにするというデータもありますし)

そして、どんな、空気(菌)の中、空間で過ごすのかも大事。間違っても、空間除菌たる根拠のないものを使用してはいけないし、万が一、除菌できたとしても、上述のように、健康のためにはなりません。

 

1日に約10000リットル以上の空気を体内に取り込んでいる、ということなので、改めて、自分のいる空間のことをよりいっそうまじめに考えていきたいですね。

 

ではでは

 

最近、高級な作業椅子を購入。布団か、それ以上くらい時間を費やす椅子ですから、投資の意味はあったと思っています。布団や椅子のように、自分が長く滞在する場所をより良くしていくことは大事だなと、空間の件で、改めて思いました。

 

 

 

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です