ゲノム解析で日本人の祖先は主に3つの系統だと判明
【日本人の祖先は3つの系統に関わっていることが全ゲノム解析で明らかに】
https://karapaia.com/archives/52331210.html
・理化学研究所は、日本人の全ゲノム情報を解析し、日本人の祖先には大きく3つの系統が関わっているとする研究結果を報告(ヨーロッパ系以外の人々を対象とした研究としては最大級)
・日本人の祖先は縄文人と弥生人の他に、新たな3つ目の系統が発見
・1つは「縄文系」。その名の通り、縄文人に由来していると考えられ、沖縄で暮らす人たちがとりわけ多くその遺伝子を受け継いでいる
・2つ目は「関西系」。彼らの遺伝子は関西地方の人たちが特に受け継いでおり、古代中国の黄河やその上流地域で生きていた人たちとつながりがある
・そして3つ目は「東北系」。こちらは縄文人との遺伝的親和性が高いほか、韓国三国時代(4~5世紀)の古代韓国人と関係していると考えられる
・現代の日本人は、ホモ・サピエンスだけでなく、ネアンデルタール人やデニソワ人といった絶滅した旧人類からも遺伝子を受け継いでいることも判明。これが体の特徴や病気と関係していることがわかった
以上、記事引用参考
元をたどれば人類みな兄弟!?
日本の歴史で、縄文人、弥生人というのを学んだのを覚えている人は多いと思います。
ただ、今回のゲノム解析でわかった日本人の血のルーツ(DNAルーツ)は主に3つです。
縄文系(沖縄)
関西系(古代中国)
東北系(古代韓国)
都市伝説で、日本人の血には、イスラエルやモンゴルの方の血も混ざっているという話を聞いたことがありますが、そんなことはありませんでしたね。(かなり微細なところを追えばありうるのかな?)
まあ、普通に考えれば、隣接する地域がルーツになるのは当然の話です。
ちなみに、祖先の数は、10代遡れば1024人、20代遡れば1048578人いることになります。
同じ苗字の人はかなりの確率でどこかで血がつながっている可能性が高いというのも納得ですね。
こうやって、祖先のことを遡って考えていくと、人類みな兄弟、親戚だよなあと改めて思ったりもします。
以下のような話もあります。
【白人至上主義者がDNA検査を受けたら、3分の2が白人以外の血を引いていたことが発覚】
https://finders.me/kqFQozg1NQ
白人至上主義団体代表は、なんとアフリカの血を引いていたことも発覚したというのですから、本当、笑えますよね。
専門家も言うように、人種の違いは、遺伝学的には大した差ではありません。
なので、日本も中国も韓国も遺伝学的には大差ないわけですから、変な仲違いはやめたいものです。(理想論かな?きれいごとかな?)
未だに国や人種間で衝突が絶えないですが、「もう、いっそのこと、みんなでDNA解析しようぜ」と私は思ったりもします。そうしたら、みんな同じようなルーツを持つ人間なんだと感じて、衝突も減るかもしれません。
以上、血のルーツ、ゲノム解析の話から、いろいろ妄想してみました。
ではでは
祖先をずっとたどっていったら、元祖のひとりの人間にたどりつくのでしょうかねえ。ちなみに、人間とチンパンジーのDNAは98%一致、人間とバナナはDNAが50%一致、という話は有名ですが、たどっていったら、人間の祖先はチンパンジーとバナナとも、どこかで交わるのかしら?