人工太陽?核融合技術の画期的な成果が日本時間の明日正午に発表予定
【核融合技術の画期的な進歩か、日本時間12月14日正午に発表予定】
https://forbesjapan.com/articles/detail/52779
・米ローレンス・リバモア国立研究所の研究グループは、米国東部標準時12月13日午前に「画期的な科学的成果」を発表する意向
・その内容は、制御された核融合反応からエネルギーを得る初めての事例のようだ
・それが真実なら、化石燃料から発生する二酸化炭素排出も核分裂が生み出す放射性廃棄物もなく、太陽熱と同じ源からエネルギーを得るという数十年来の探究の大きな転換点となる
以上、記事引用参考
人工太陽?夢の永久機関?
日本時間、明日14日、正午に核融合についての画期的な発表がアメリカであるようです。
核融合と言われてもピンと来ない人もいると思いますが、すごい簡単に言えば、核融合とは、人工的な太陽のようなものを作り出すことです。
「核」と言われると、原発などをイメージしてネガティブな印象を持つ人もいるかもしれませんが、それは違います。
原発は核分裂反応で、長期間残存する放射性廃棄物を出しますが、
核融合は、その名の通り、分裂ではなく融合であり、放射性廃棄物も出しません。
2011年の震災後、原発反対の声が高まる中、一部の知識人が「原発はともかく、核融合の研究は続けていかなければならない」とおっしゃっていましたが、当時、ほとんどの人がその声に対してネガティブな反応、もしくは無反応だったのを、今でも印象的に覚えてます。
そのことを思い出すと、
想像ではありますが、核=悪というネガティブイメージが、日本の核融合技術を進歩を妨げた可能性もあるのではないかと考えてしまいます。
本当、イメージと事実をしっかり見極めることって大事だなと感じます。
そして、今回、アメリカで核融合についての画期的な発表があるということです。
今までは、核融合反応を起こすための投入エネルギーが出力エネルギーを上回ってしまうことが問題でしたが、
2022年11月の実験では、
投入エネルギーの約120%に当たる出力エネルギーが得られたそうです。
これ、すごくないですか?
素人考えですが、
その120%分をまた、投入すれば、144%、さらに回せば、172.8%、、という感じに、まさしく夢の永久機関ができあがってしまいますよね。しかも、放射性廃棄物は出ないですし。
まあ、実用化に向けては、現実的にクリアしていかないといけない問題はまだたくさんあるとは思いますが、夢が膨らみます。
もちろん、何かしらのデメリットもあると思います。(地上に太陽作って大丈夫??みたいな^^;)
何事も良い面も悪い面ありますから。
とにもかくにも、明日の発表が楽しみですね。
ではでは
【2022年12月14日、追記】
【”核融合実験 効率よく十分なエネルギー発生に成功”アメリカ】
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221214/k10013922441000.html
発表の内容は、上記のものと大体同じでしたね。二酸化炭素も出さない次世代エネルギー。今後に期待です。
核融合が実用化できたら、いろんな意味で、世界征服できそうだよなと思ったら、案の定、Amazon創業者のジェフベゾスが2025年に核融合発電所の始動を目指しているようです。やっぱり、トップの人はわかっているなと思いました。