健康のためのスポーツはラケット競技で決まり!(研究結果)
【運動であらゆる死亡リスクが減少するとの研究結果、どんな運動がより効果的なのか?】
https://gigazine.net/news/20220917-lower-risk-early-death-exercise/
・アメリカ国立がん研究所のエレノア・L・ワッツ氏らの研究チームは、59~82歳の成人27万2550人を平均12年間追跡し、高齢者の心血管疾患やがんでの死亡率やさまざまな運動習慣についてのデータを収集
・ランニング・ウォーキング・サイクリング・水泳・ラケットを使うスポーツ・ゴルフ・その他の有酸素運動の7つのカテゴリごとに代謝当量(MET)を算出して死亡リスクを比較した結果、全てのカテゴリで全般的な死亡リスクが13%減少することが確認
・METとは運動強度の指標で、週7.5~15MET時間を早歩きのような中強度の有酸素運動に換算すると週2.5~5時間、ランニングやサイクリングなど高強度の有酸素運動なら週1.25~2.5時間に相当
・特に有効だったのがテニスのようなラケットを使うスポーツで、全般的な死亡リスクは16%、心疾患による死亡リスクは27%減少していた
・ランニングも全般的な死亡リスクを15%減少させるほか、がんの低減効果は19%と7つのカテゴリでトップ
・研究チームは、「ラケットを使うスポーツは手と目の連動を必要とし、非常に高い強度の運動を断続的に行うため、運動の中でも特に身体機能を向上させる効果があるのではないか」と推測
・保健当局が推奨する運動量に達していなかった人も、運動をしない人に比べて死亡リスクが5%低かったことも確かめられた
以上、記事引用参考
健康のためのスポーツはラケット競技で決まり!
上の記事を見つけた時、前にブログに取り上げたものと同じかなと最初、思ったのですが、よくよく見たら、違う研究データでした。
ちなみに、1年ほど前にブログで取り上げた内容がこちら。↓
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【8万人のデータから判明。健康に有益なスポーツはジョギンではなく、、】
https://amimako.com/sports-health-racket-benefit-study/
・統計的に有益と判断できたスポーツは「バドミントン、テニス、スカッシュ」のラケット競技
・ラケット競技を行なっていた人は、まったく運動しなかった人に比べて、死亡率が47%も低かった(水泳よりも28%低かった)
・心臓・血管など循環器における疾患に限っていえば、ラケット競技は死亡率59%低下という有意なリスク低下が示された
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こちらの、1年前に取り上げた研究はフィンランドのもの。そして、今回の研究はアメリカです。
そして、どちらの研究でも共通して、ラケット競技の健康の有益性が浮かび上がっています。
すごい!
これはもう、健康ための運動習慣として、ラケット競技を積極的に取り入れねば。
ちなみに、1年前のブログで、なぜラッケット競技が健康にいいのだろう?と私は考えたのですが、
1年前の私は、
ラケット競技=誰かとやるスポーツ。つまり、誰かと楽しみにながらスポーツをすることが、結果として、心身の健康につながっているのではないかと推論を立てたのでした。
でも、今回のアメリカの研究では、「ラケットを使うスポーツは手と目の連動を必要とし、非常に高い強度の運動を断続的に行うため、運動の中でも特に身体機能を向上させる効果があるのではないか」と推測しています。
なるほど、なるほど、目の運動と断続的な高い強度の運動かあ。
たしかに、普段の生活では、目をキョロキョロさせるような、目の運動はしませんもんね。目の運動は脳の神経の刺激にもなっていそう。(目と脳の距離は近いから、刺激が直にやりとりされていそう)
とは言いつつ、「ラケット競技は誰かと一緒にスポーツをするから心身の健康につながる」、という独自の推論はまだ捨てていません。その可能性もまだあると思っています。^^
とにもかくにも、
8万人を調査したフィンランド研究、23万人を調査したアメリカの研究、これらの物凄いデータ量から導き出されたものですから、信頼性の高い情報です。
健康のために、ラケット競技を是非、生活の中に取り入れていきたいですね。
ではでは
【リリースのお知らせ】
【配信限定、シングルコレクション「Tears of JOY」本日リリース!】
https://www.sonymusic.co.jp/artist/YUKI/info/545328
YUKIソロ20周年記念として、これまでのすべてのシングル曲がコレクションとして、ダウンロード販売、ストリーミング配信を開始しました。私は「STARMANN」と「鳴り響く限り」を作曲しています。よろしくです。
フィンランドの被験者の年齢層はわかりませんが、アメリカは高齢者層のデータです。おそらく、ラケット競技健康論は年齢関係なく適用されそうです。