AIジョンレノン歌手によってビートルズが新曲をリリース!組み合わせ時代、見失ってはいけないこと。

【「ビートルズの新曲」制作をポール・マッカートニーが発表、AIでジョン・レノンの声を抽出し未完の「Now and Then」を制作か】
https://gigazine.net/news/20230614-beatles-ai-song/

 

伝説的ロックバンド「ビートルズ」のポール・マッカートニー氏が「ビートルズの最後のレコード(the final Beatles record)」の制作完了を発表。楽曲制作には「AIで抽出したジョン・レノンの声」が用いられたとのこと

・2023年中にリリースされる予定

・マッカートニー氏は「彼(ジャクソン監督)は古びたカセットテープからジョンの声を抽出できました。ジャクソン監督は『ギターの音をだけを除去して』と指示することで声だけを抽出できました」「私たちはビートルズの最後のレコードを作る際に、AIを使ってジョンのデモからジョンの声を取り出すことができました」と述べている

 

 

以上、記事引用参考

 

 



 

組み合わせ時代だからこそ、組み合わせの根本を見失わないようにしたい

 

AIのジョンレノンの声での、ビートルズの新曲、楽しみです。

 

AIによる歌声というのは、もはや、驚きはしませんが、本格的なアーティスト、しかも、ビートルズという伝説的なアーティストが、AI歌手を使用したことは画期的です。

 

 

ちなみに、ここ最近で、私が一番、驚いたAI歌手は、QUEENのフレディーマーキュリーです。AIのフレディーがビートルズのYesterdayをカバーしています。ものすごいクオリティです。

 

今後もAI歌手のレベルは上がっていくでしょうから、AI歌手の活躍の幅はどんどん広がっていくと思われます。

 

【音楽ストリーミングサービスの台頭で、古い音楽を聴く人が急増→新しい音楽文化の停滞?】
https://amimako.com/music-culture-streaming-spotify-apple-old-new-culture-stagnation/

 

少し前に、こんなブログを書きました。ストリーミングで、古い曲を聴けるようになったから、現代のミュージシャンは、現代の曲だけでなく、古い曲とも、常に競い合わなければならない、という話です。(ストリーミングによって、その流れが強くなった)

 

これは、曲だけなく、歌手も同様かもしれませんよね。

 

AI歌手が今の時代で、どんどん歌うようになれば、現代の歌手は、ある意味、現代だけでなく、過去の伝説的な歌手とも、現在進行形で常に比較され、競争にさらされることになるのかもしれません。

 

そう考えると、現代のミュージシャンや歌手が目立つこと、際立つことを目指すという点では、色々と大変な時代になってきたなとも感じます。

 

あと、もうひとつ思ったこと。

 

とある記事で、「生成AIは全人類をDJにする」と書いてあったのが印象的でした。

DJとは、

disk jockeyの略で、ダンス・クラブやディスコでレコードを選択し、プレーする人。既成のレコードをただ流すだけに留まらず、しばしば複数のターンテーブルを同時に用い、ミックスやスクラッチなどの手法を用いて演奏する人のことです。

 

つまり、DJとは、既存(の音楽)のものを組み合わせる人のことです。

 

AI、ChatGPT時代は、まさしく、組み合わせの時代になるのはなんとなく想像できます。

 

でも、思うのは、DJの人って、音楽を組み合わせることはできても、組み合わせる音楽そのものを作り出すこと、楽器を弾くことはできないんですよね。(できるDJもいますが)

 

何が言いたいかというと、

 

組み合わせが主要の時代になったとしても、

組み合わせのモトとなるものは今後も大事にしていかないといけない。(保持、保管、継承など)

 

ということです。

 

極端な例ですが、

私自身、音楽をPCで作っていますが、なんでPCの中で音がなるのか、その仕組みを知らずに音楽作業をしています。

その他、なんでスピーカーから音が鳴るのかとか、掃除機、冷蔵庫、電子レンジ、などなど、私たちは原理や仕組み、根本を知らずに、それら多くのことを組み合わせて生活しているとも言えます。

 

【実はロストテクノロジー化していた宇宙服!月面探査に向け40年ぶりに新型へ更新!】
https://nazology.net/archives/123514

 

あのNASAの宇宙服でさえロストテクノロジーするのですから、組み合わせの根本となるものを軽視すると大変なことになりそうなだと思っています。

 

少し話がそれてきていますが、

改めて何が言いたいかというと、

 

AI歌手、AI作曲など、音楽も組み合わせの時代に突入してきていますが、組み合わせの根本となる、いちから、楽器を弾き、歌うこと、音楽を作ること(人、技)は、今後も継続、継承、保持して欲しいということです。

 

それこそ、現代の音楽などのエンタメのほとんどがデジタル化しているので、何かの拍子にすべてのデータが吹っ飛ぶ可能性もあります。(掃除機や電子レンジなど、手に触れるテクノロジーは簡単に吹っ飛ぶことはないと思いますが)

 

そんなことを思い、

今後も私は歌うこと、音楽を作ることは、コツコツと続けていきたいなと改めて思うのでした。そこが、自分らしさ(オリジナリティ)の要素でもありますし。(組み合わせでは出せないオリジナリティ)

 

以上、

 

ビートルズの新曲がAIジョンレノンによってリリースされるという話題から、雑感を長々と失礼しました。

「AI」「音楽』という、興味のあるテーマだと、どうしても話が長くなっちゃうね^^;

 

ではでは

 

多くのテクノロジーや組み合わせのおかげで、私たち現代人は生きています。でも、便利のおかげで、現代人は、ゼロから火を起こせる人はほとんどいないし、計算力も落ちているでしょう。原理や根本をなすがまま失っていけば、もしかしたら未来人は、車も運転できないし、音楽も奏でられないかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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